使える調味料

単身赴任先で暮らし始めたときに、まず買いそろえた調味料は、

  • しょうゆ
  • みりん
  • 砂糖
  • クレイジーソルト(などのハーブミックスソルト)
  • 固形コンソメスープのもと
  • 顆粒和風だしのもと

でした。それ以外に、料理用日本酒と、料理用と飲用を兼ねてかなり安い赤と白のアルパカ(チリワイン)も常備していました。
この中で、もっともお世話になったのが、しょうゆとみりんだと思います。
仕事から帰ってきて、かなり疲労困憊の状態から、短時間で晩御飯にするためには、さっと焼くだけで主菜になるようなものの準備が欠かせません。「それってステーキ?」とか思いつく方は、まあ、そうしていただいてもいいんですが、安く上げる、という意味において、やっぱりメインは鶏肉でしょう。
鶏もも肉は、厚みのある部分を切り開いた上で、クレイジーソルトを振りかけて、フライパンで焼くだけでも十分おいしい主菜になります。けれども、毎日それだとさすがに飽きてしまうので、せめてもう一種類、違う味の鶏もも肉料理を用意できないでしょうか。
そこでよく仕込んでいたのが、しょうゆとみりんで作ったタレに、そぎ切りにした鶏もも肉と薄く輪切りにしたタマネギを漬け込んだものです。冷蔵で数日間は保存でき、そのままフライパンで焼くだけで、焼き鳥ふうの鶏もも肉の照り焼きができます。ジップロックなどの密閉可能な保存袋に鳥肉を入れて、しょうゆとみりんを等量(たとえば、大さじ1ずつ)入れたら、できるだけ空気を抜いて密封します。密封することで、少量の調味料でも肉全体に行き渡らせることが出来て経済的です。これは、豚肉のコマ切れと生姜焼きのタレでも応用できます。

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キャベツの上に、その焼き鳥ふう照り焼きを乗せてみました。右のお皿は、「基本の塩鶏」です。この日は、なぜか豪華な晩御飯だったようです。

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