アルプス 八幡農園訪問

例年、大学のクラス会が長野の貸別荘であるので、今年も参加したが、ふと見るとFacebookで友達になっていただいている八幡農園さんが、すぐ近くであることが判明。せっかくなので、圃場を見学させてもらいたい旨メッセージすると、夏の繁忙期にもかかわらず、いらっしゃってください、とのご返事をいただいた。
風景なだらかな斜面の向こうに、険しい山が立ち上がっている、という風景を見ると、このあたりらしいな、と思う。八幡農園さんは、この風景を借景にするような場所にあるので、それだけでおいしい野菜ができるのでは、と思えてくる。
とは言うものの、畑では農薬を使用されていないとのことで、雑草や虫との共存がなかなか大変そうだった。あえて虫のえさになるような野菜を作って、他の野菜への被害を軽減させるような工夫もされている。また、たくさんの種類の野菜を作ることで、土壌の微生物も多様になって良い土作りができる、と考えられているとのことで、結果的に雑草も土作りに一役買っているのかもしれない。


ズッキーニなどの定番の野菜から、ゼブラナスなど珍しい野菜まで、多様な野菜を育てられていた。


ピーマンも、緑ピーマンだけでなく、濃い紫色のピーマンやクリーム色のピーマン、シシトウも緑のものと濃い紫色やクリーム色のものを作られていて、野菜セットとして、三色を組み合わせて出荷しているとのことだった。

アカバナインゲンその中でひときわ自分が気になったのが、高原花豆や紫花豆と呼ばれる大粒の豆ができる、アカバナインゲン。ぜひ、と言われて作っているけれども、虫に喰われたりで売り物になる豆を作るのはすごく大変で、本当に割に合わない、とおっしゃっていた。
長野でのクラス会に参加したときには、いつも、道の駅の直売所で紫花豆を買って帰るのが楽しみで、それなりの値段だなー、とは思っていたけれども、そのお話をうかがうと、むしろ安いと思うべきなのかも、と感じてしまった。八幡農園さんのものではないかもしれないけれども、今年も、もちろん、帰りに立ち寄った道の駅の直売所で紫花豆を購入。

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