今月は、ハクサイとカブを使って何品かと、デザートは甘酒のパンナコッタを作ることにした。
まずは、ハクサイとカブの説明から。
あまり味がないというイメージのハクサイだが、煮るだけでもけっこう美味しく仕上がるので、ハクサイだけでどんなうまみが出るのか試してみた。
レシピでは使わない、芯の部分や、切り落とした根元の部分を、薄い塩水で30分ほど煮る。
これだけで、美味しいスープがとれるし、ハクサイ自体も柔らかく、かつ、甘みのある美味しいおひたしになる。塩味だけでは物足りないと思えば、鶏がらスープの元や、和風だしの素、牛乳とバターなどで味を調えれば十分立派な一品になる。ハクサイが残ってしまって困ったら、ぜひ試してみて欲しい。
ハクサイは、根元の部分でクリーム煮を。
白菜の繊維を切る方向でのそぎ切りと、それを活かす方向での細切りの、二種類の切り方で、出来上がりの食感を確かめてもらうことに。
そして、葉っぱの部分をニンジンを芯にして豚肉と巻いてロール白菜を。
カブは、すりおろして、さらに、葉も刻んで入れて、大根もちの蕪版。
大根で作るよりも、より風味があって良いかもしれない。
それ以外のカブの料理は、簡単にできる炒め物と、炊き込みご飯。