プロジェクトに協力していただいているN氏から、野菜のレポートメールをいただきましたので転載します。
予想以上に多彩な食べ方をされていて、かえって自分が参考にさせていただきたいようなレシピです。
ちなみに、料理の解説文はN氏ご本人によるものなので、あわせてお楽しみください。
男の料理といえば、最初につくるのが野菜炒めということで、早速つくってみたのは、ジャガイモとブロッコリーの野菜炒め。
しかし、送ってもらったのは下ごしらえ済みの野菜なので、炒めるという意味合いがちょっと異なる。
そう、温めてあえるだけでよいのだ。
雰囲気を出すために、フライパンにマヨネーズを引いて、その上に、常温解凍したジャガイモとブロッコリーを入れる。
お歳暮でもらったベーコンを添えて、おかずらしく整える。
味付けは、マヨネーズとベーコンの塩味のみ。もうそれで十分なのだ。
となりのコンロでスパゲティを茹で、そっちに気を取られている隙にジャガイモが焦げてしまったのが後悔の1点。ちゃちゃっとあえるだけだから、スパゲティの前にこっちに専念しておけばよかった。。。食べてみると。
ジャガイモのさくさく感がいい! ブロッコリーの素材の味がいい!
今まで作っていた野菜炒めと何が違うかというと、炒めていた時間。槽か、炒めすぎは野菜の風味を飛ばすのか、ということを知ったのだった。
今度から茹でた野菜を使えば、炒める時間が少なくてすむのか、でも下ごしらえが面倒。。。やはり近藤さんに送ってもらうのが、よいのかも!
つくってみれば(つくり慣れてくれば)簡単、しかし初めてつくったときは必ず失敗するといわれる味噌汁。
できあがりの決め手はその実を何にするかである。ぼくの好みでいえば、豆腐と揚げと小ネギ。アサリ。ジャガイモのうすい輪切り。もやしとタマネギ。などなど数え上げれば切りがない。結局のところ、おいしければみんな好きということのようだ。
そこで、つくってみたのが豆腐とほうれん草。
近藤さんから届いたほうれん草は、下ゆで済みで切ってある。その切り加減が、ちょうど味噌汁の実にふさわしい大きさなのだ。
つくりかたは。
あらかじめ、味噌(出し入り)をおさじなどで適量準備しておく。
適量の水に、さいの目切りの豆腐を入れて煮立てる。
一煮立ちした頃、そこへほうれん草を投入。
少し火を弱めて、味噌を投入。かき混ぜて終わり。
たったこれだけである。時間にして、お湯が沸いてからは3分も経っていない。
簡単手軽な料理の代表格が焼きそば。しかも凝れば凝るほど、いかようにも難易度が上がるもの焼きそば。
今日は塩焼きそばに挑戦してみた。
袋入りインスタントラーメンを多めの水で茹でる。
麺が柔らかくなり始めた頃に、近藤さんが送ってくれた、冷凍のままのほうれん草とにんじんを投入。もちろん、すぐに解凍される。
麺をお箸でほぐしながら、一煮立ち。自動的に,ほうれん草とにんじんもうまいこと麺に混ぜ合わさっていく。
鍋から、麺とほうれん草とにんじんを取り出して、今度はフライパンへ。
オリーブオイルを垂らす。
好みの量の梅昆布茶の元を振りかける。
急いでかき混ぜて、塩焼きそばの完成。
なるべく薄味のほうが、ほうれん草とにんじんを味わえる。普通は、もっと具材が肉やら卵やら入るものだけど、野菜の風味を味わうには、入れない方がよい。
スパニッシュオムレツが好きなのだが、いつも失敗している。懲りずに今日はブロッコリー版のスパニッシュオムレツに挑戦してみた。
ブロッコリーだけではうまくまとまらない気がして,揚げを加えることにする。
まず、揚げを2cm角くらいに細かく切り、卵焼き用フライパンで炒める。揚げは使う前にお湯をかけて油抜きをするのが常道らしいが,男の料理なのでそんな手間暇はかけないのだ。
そこへ常温解凍済みのブロッコリーを投入。下ゆでがすんでいるので温めるだけでよい。
そろそろ温まったかなーと思った頃に、卵を投入。今回は3個を軽くお箸で溶いた状態を注ぎ入れた。1分くらいして端っこを持ち上げ,卵が固まっていたようなので,極弱火にして、2分ほどでできあがり。
味付けはお皿に移してから。塩とこしょうを振りかけた。