葉タマネギのシチュー

葉タマネギ見かけるとつい買ってしまう葉タマネギ。
(もちろん、安ければ、なんだけど。)
こんな季節に、もうでまわるんだっけ?
この葉タマネギに貼られている「榮子ちゃんがつくりました」シールは、この直売所ではわりとよく見かけるんだけど、当初は「このシールじゃ何の役にも立ってないような気がするなあ」と思っていたにも関わらず、今じゃ、これが貼ってあるのと貼ってないのとが並んでいたら、貼ってある方を選んでしまうかもしれない。
これって、少なくとも、自分にとっては、「榮子ちゃん」ブランドが確立されてしまった、ということなんだろうか?
もちろん、ご本人にお目にかかったことはないけど、いろんな意味で複雑な思いにとらわれてしまう。

葉タマネギは、タマネギの部分がふくらみきって葉の部分がしおれてしまう前に収穫したもので、タマネギ部分だけでなく、葉の部分も含めて、全部料理に使えるし、使ったほうがおいしい。
しかも、みずみずしいので、ラタトゥイユやシチューに使うと、わざわざ水を足さなくても煮込めるくらいに水分が出る。

まだまだ寒い日が続くので、今日は、鶏もも肉とホワイトシチューにすることに。
(レシピの画像では、ほぼ3倍量のシチューを作っています。)

葉タマネギとと鶏もも肉のホワイトシチューのレシピ(2人分)
  鶏もも肉 160g
  葉タマネギ 1本
  ニンジン 1本
  シイタケ 2個
  オリーブオイル 大さじ1/2
  コショウ 少々
  小さじ1/2
  牛乳 300mL
  1. 鶏もも肉鶏もも肉を大きめの角切りにしてコショウをふる。鍋にオリーブオイルを入れて熱し、鶏もも肉を入れて全体に白っぽく色が変わるまで強火で炒める。多少焦げ付いても、煮込めばとれるので気にしなくても良い。

  2. シイタケは異物を洗い流して軸を切り取る。縦に三等分したものを90度回転させてさらに三等分し、全体を四角く九等分する。(画像では、みじん切りにして冷凍してあったシイタケを使っています。)葉タマネギは、葉の部分は2cmの長さにざく切りにし、タマネギの部分は、2cm角の正方形に切る。

  3. タマネギ+シイタケ鍋に葉タマネギのタマネギ部分と葉の白い部分を入れ、全体に油が回るまで炒めたら、ふたをして中火で蒸し煮にする。葉タマネギの緑色の部分は残しておく。

  4. ニンジン+葉ニンジンを乱切りにし、鍋に加えてざっと炒め、葉タマネギの緑の部分も入れて、ざっと混ぜ合わせたら、ふたをして弱火でさらに蒸し煮にする。(この段階で、鍋の底にあまり水が溜まっていなければ、水を50mL加える。)

  5. できあがりニンジンが十分煮えたら、牛乳を加えて、塩で味を調える。牛乳を入れたら沸騰させないようにすると、なめらかなシチューになる。シチューの付け合わせには、カブとミニトマトのマリネを作ってみた。

野菜からは、わりと水が出るので、炒めてからふたをしておくとひたひたくらいの状態になることも多い。
それに、牛乳を加えればホワイトシチューで、水煮のトマト缶をつぶして加えればトマトシチューになる。
野菜を切るのは少し手間がかかるけれども、あとはほとんど鍋にお任せなので、寒い日にはこのあたりを作ってみるとよろしいかと。

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