塩レモンのレシピを応用して作ってみた塩スダチ。
味や香りは、
- レモンの香りよりも、スダチの香りのほうが複雑
- レモンはオレンジなどに近い甘めの匂いだが、スダチはもっと鮮烈でさわやかな匂い
- レモンの酸味に比べれば、スダチの酸味はより鮮やか
思ったよりも、違いがあって比べてみると楽しい。
塩スダチを使って作ってみた。
たぶん、塩レモンにも応用できるけれども、レモンは肉系の料理を、スダチは魚系の料理を、より引き立ててくれるような気がする。
- キュウリの塩スダチ和え
- 塩スダチで一番簡単にできるのが、キュウリの塩スダチ和え。
斜めに小口切りにしたキュウリを、塩スダチを細かく刻んだもので和えるだけ。
和えてから少し時間をおくと、水が出てくるので、それをよけて皿に盛ればできあがり。
塩スダチの塩分を濃いめに作ったので、和える塩スダチの量は、ほんの少しで十分。
スダチの酸味は、少量でも十分感じられるので、キュウリから出た水を絞るときに塩スダチを無理に残さなくても大丈夫。
- 塩スダチとヨーグルトを使ったポテトサラダ
- マヨネーズの代わりできる塩レモンとヨーグルトを真似して、塩スダチとヨーグルトでポテトサラダを作ってみた。
ヨーグルトの酸味やクリーム感を突き抜けて、スダチの香りと酸味が際立つ感じ。
これくらい力強ければ、ジャガイモのような誰にでも合わせるタイプの野菜だけじゃなくて、もっと個性の強い野菜でも、うまくまとめ上げることが出来るかもしれない。
- 塩スダチヨーグルトに漬けた鶏もも肉のグリル
- 細かく刻んだ塩スダチを入れたヨーグルトに、鶏もも肉をしばらくつけ込んで、それをグリル。
塩スダチの塩分量が多かったためか、思ったよりも少し塩辛く、かつ、ヨーグルトの酸味と相まって少し酸っぱい状態に。
塩スダチを少し入れすぎたかもしれない。
ただ、鶏肉には、レモンやオレンジなどの匂いのほうがより合うのでは、という気もする。
- 天然タイのムニエルの塩スダチソース添え
- こちらのソースには、生クリームを使っているので、さすがのスダチもおとなしくまとめ込まれている感じ。
ちょっと煮詰めて少しとろっとしたソースを、タイのムニエルのまわりにかけてみた。
さすがに、スダチとタイとは相性が良いように思う。
- アジのパン粉焼きの塩スダチソース添え
- タイのムニエルと同じソースと添えてみた。
、この画像だと皿の上に置いたソースがパン粉にさっさと吸収されてしまってほとんどわからないので、今度は、煮詰めるだけじゃなくて、こっそりかたくり粉あたりを活用してみればうまくいきそう。
今回は、塩分をスダチの重量の25%で作ってみたけれども、これだと、少し塩辛いように思われるので、前回の塩レモンと同様の10%重量くらいで十分な気がする。
まだ、露地物のスダチは十分手に入るので、少なめの塩分にした塩スダチも作って、使い比べてみることにしよう。