お手軽(?)ラザニア

先日グロサリーショップをのぞいていると、お手軽ラザニアシートなるものを売っていたので、つい購入。
ラザニアは板状のパスタで、料理としては、ボロネーゼソースとホワイトソースを重ねてラザニアシートではさむ、というのを何層か重ねて、オーブンで焼いた料理なんだけど、どうやら、その板状のパスタをゆでなくてもよい、というところがお手軽ということらしい。
ラザニアシートをわざわざゆでなくても、オーブンで焼いている間に、ボロネーゼソースとホワイトソースの水分を吸収して、パスタらしい柔らかさになり、かつ、余分の水分が吸収される分、味が濃くなる、との触れ込み。
さっそく試してみるべく、まずは、冷凍してあったソフリットを使ってボロネーゼソースを作り、それをを煮込んでいる間に、ホワイトソースも作る。以前、ジャガイモををゆでて薄切りにしたものをラザニアシートの代わりに使ってみたときは、缶詰のホワイトソースを使ったけど、今回は、ホワイトソースも作ることにした。

DSC_0567 1ラザニアの箱を開けてみると、いきなり乾燥したラザニアが出てくる。とてもシンプルな包装。ラザニアが煮える原理については、なるほどね、とは思うものの、箱から出てきたラザニアの堅さにちょっとびびる。本当にゆでなくても大丈夫なんだろうか?

今回は、一人用の丸いグラタン皿を使うことにしたので、半分の長さに割って、四隅を切り欠くとちょうど入るサイズだった。ホワイトソースとボロネーゼソースを重ねてパルミジャーノをおろしてふりかけてから、ラザニアシートを乗せてちょっと押さえてを2回繰り返し、3層構造を構築。

DSC_0562 1焼き上がりはこんな感じ。付け合わせには、最近、お気に入りの春雨サラダを。那賀ベジタブルさんでわかてもらったリーフレタスとカラーピーマンで。

DSC_0563 1ラザニアをスプーンで掘削してみるとこんな感じ。かろうじて、白いホワイトソース、黄色いラザニアパスタ、そして、ボロネーゼソースが層をなしているかもしれない、というのがかろうじて認識できるかも。

ラザニアシートは、予想よりもはるかにパスタらしい食感になっていて、また、確かに余分な水分が入らないので、全体の味も濃厚になっているんだろうな、とも思う。結果として、味的には、かなり納得のできるものに。
ただし、ホワイトソースも作ったので、それなりに手間がかかった感は否めない。もし、このラザニアシートを使うのならば、缶詰のホワイトソース+缶詰のボロネーゼソースで試作されることを強くおすすめします。
そう言えば、作り置きの冷凍ソフリットもなくなってしまったので、それも作らなくては。

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