長野の道の駅で購入したムラサキハナマメ。
いろいろ試してみたけれども、やっぱり甘く煮るのが一番美味しいと思うので、今回も甘い煮豆にすることにした。
まずは、20時間程度をめどに水につけて、豆に十分吸水させる。
圧力鍋を使えば水につけなくてもなんとかなる、という記事もあるので試してみたけれども、やはり手間はかかっても、あらかじめ水につけておいたほうが出来上がりはよいようだ。
豆に十分吸水させると、水に色が出て、さらにアクも出ているのがわかる。このまま煮るとどうしてもアクっぽい味が残ってしまうので、この水は捨てるほうが良いようだ。
圧力鍋に豆を入れ替えて、新しい水を加えて煮る。
圧力鍋でなくても煮ることはできるが、その場合は、ゆっくり、豆が柔らかくなったのを見極めるまで煮る必要がある。
煮上がった状態。
圧力鍋で調理すれば、煮汁の中で豆がコトコト動くことがないので、きれいに仕上がるようだ。
本来は、そのままの煮汁で味を付けるけれども、よりアクを取りたいので、煮汁は捨てることにする。
鍋はそのままでもいいけれども、せっかく道具が手元にあるので、今度は、保温鍋に豆を移し、驚くほど大量の砂糖を投入して、豆に味を付ける。数回に分けて砂糖を加えて味を付けていくのが本来のやり方だとは思うが、そこは手抜きで、いっぺんに砂糖を入れてしまう。ある程度薄味にするのであれば、それでも十分大丈夫なようだ。
保温鍋なので、砂糖が溶けて煮汁が煮立つくらいまで温めれば、後はそのまま火を止めて、保温調理で味を付けることができる。
結果的に、二回、煮こぼしているのに近いので、さすがにアクのない煮豆に仕上がった。
豆の一粒が大きいので、数個でも食べ応えがあり、デザート的にもおやつに的にも使うことができる。