紫花豆(長野土産)

紫花豆パッケージ例の、長野の山荘からの帰り道、いつも立ち寄る道の駅で売っているこの紫花豆。
去年、おそるおそる購入して甘く煮てみたら、思いのほか好評だったので、今年は図に乗って3袋も購入してしまった。
「限定品」とかいう言葉に、つい、のせられてしまうけれども、まあ、そのへんはよしとして。
去年は、保温鍋を使って、一晩、水に浸けておいたものを沸騰するまで火にかけて、沸騰したら保温調理、しばらくして豆の柔らかさを試して、まだ堅いようなら、再度沸騰して保温調理、を2回ぐらいで十分柔らかくなったので、あとは砂糖を、えーと、どばっ、と入れて甘くして終わり、だったような。
ところが、買ってきてからネットで調べてみると、圧力鍋で数回煮こぼすやり方もあるらしい。そして、なんと、今年の紫花豆の包装に付いているレシピは、「水に浸けずに、いきなり煮こぼすのを4回やれ」、と書いてある。去年の包装に付いていたレシピは、確か、「普通に一晩水に浸けておいて、1回煮こぼせ」、と書いてあったはず。うーむ、いったい、どれが一番おいしい煮豆をもたらしてくれるのか?

まあ、なんにしても、圧力鍋は使ってみよう、と思い、かつ、あく抜きは必要らしいので、何時間かは水に浸けておいたほうが良さそうに思えたので、とりあえず、ボールに豆を入れ、何度か水で洗ってから、体積比で3倍程度の水に浸す。
数時間後には煮るつもりだったのが、いつのまにか気力がなくなってしまい、豆はそのままボールの中でほぼ一日を水に浸かってお過ごしいただくことに。

紫花豆ゆではじめ

もちろん、翌日は気力を呼び覚まして、すっかり水を吸った豆を圧力鍋に。大豆とかなら、加圧状態で煮る必要もないんだけど、さすがに大きい豆だから、と思って、加圧状態で5分ほど加熱。
豆を水から出さないように気をつけろ、とのことなので、ゆで汁を大量の水で置換するようなやり方でゆでこぼして、もう一度加熱しようかと思ったら、あれ?すでに豆は十分煮えて柔らかくなってしまっているご様子。
圧力鍋の5分が余分だったのかも。でも、かなりいい具合に煮えてるのに、それに文句を付けるのも変な気がする。

紫花豆味つけ前

結局、どのやり方とも違ってしまったけど、このまま砂糖を加えて、甘い煮豆に仕立ててしまった。

紫花豆できあがり

まだ、お土産の紫花豆は2パッケージ残っているので、今度は、水に浸さずに何度かゆでこぼすやり方を、圧力鍋で。まあどんなやり方でも、そんなに違いはないのかもしれないけど。

今年のメインディッシュの盛りつけ

例の山荘の写真が届いたので、今年のメインディッシュの盛りつけ画像など。

メインディッシュ20140719

たぶん、この写真を撮影して数分後には、皿は空になっていたご様子。
まあ、でも、今年に関しては、この皿が一番手間がかかっているので、当然そうあって欲しいんだけど。

親子市場見学会

昨日は、徳島市中央卸売市場の親子見学会が開催され、野菜ソムリエコミュニティ徳島のメンバとしてプログラムに参加しました。

まず、魚市場を見学。
ハモやワタリガニ、アジ、大物ではマグロなどが並んで、競り落とされています。

見学会水産2見学会水産1

次に、青果市場を見学。
こちらは、ナシやモモ、そして徳島特産のスダチなどの箱が並んでいます。

見学会青果1
見学会青果2

模擬の競りを行って、市場の値段に一番近い値段を付けた家族に、トマトの箱やモモの箱、メロンの箱などがプレゼントされていました。

その後、会議室に移動して、

見学会看板

プログラムの一部として、野菜ソムリエコミュニティ徳島のメンバ3人で、野菜教室を開催。
保護者の方と小学生の子供(1人または複数人)の家族を単位として、

  • 野菜クイズや、
  • ミニトマト食べくらべ、
  • なりきり八百屋さん、
  • 野菜を食べよう講座、
  • そして修了証贈呈

という、けっこう盛りだくさんの内容でした。
見学会講義

1時間半の長い時間でしたが、みなさん、野菜を楽しんでくれたご様子でした。
(あくまで主催者発表ベースですが。)

タラの芽

さすがに長野の避暑用の別荘地、かなり涼しい。

山荘1山荘2

このご時世、いつの間にやら所属する会社の名前が変わっていた、ぐらいのところは少なくともあるみたいで、愚痴の一つも出てもいいはずなんだろうけど、みんなゆるいというか明るいというか、リアクションが大学生時代と全く変わっていないのが笑える。共通の話題が、どうしても学生時代のことになるので、そうならざるを得ないのかもしれないけど。

この同窓会の晩御飯は、自分が宴会料理をせっせと作り、自分以外の連中は、それを食して、うまいとか、まずいとか、好き勝手なことを言う構図。もちろん、自分も、ビールとかワインとか日本酒とか飲みながら、できた料理は、一番おいしい部分を自分のためにピンハネ。
そのうちに、眠い人は寝てしまい、起きている人は、だらだら飲んで、自分の料理以外にも、自称「特製焼きそば」を作る奴もいたりして、文字通りまったりと宴会が果てていく。

そんな二日目の朝に、「近藤、タラの芽がある!」と呼ぶ声があって、何気ない道ばたに、よく見ればタラの芽が。何度もここには来てるけど、タラノキがあるなんて知らなかった。というか、道ばたに生えているタラノキなんて初めて見た。

タラの芽

芽、と言うには、薹が立ちすぎている感はあるので、これは、もう、天ぷらしかないでしょう。と言うことで、二日目の晩御飯は、初めて作るタラの芽(すでに枝?)の天ぷらを。

タラの芽の天ぷら

塩をふって供したら、連中からは「ほろ苦い」との評。まあ、そうだよな。
かくして、二日目の宴会も、まったりとした時間に支配されていたのでした。

今年のメインディッシュ

この連休は、毎年の恒例行事、大学の同級生との飲み会のために長野へ。
某社の保養所の別荘を借り切って、10人(同級生は40人なので、出席率はかなり良いほうなのでは?)くらいが、そこでゆるい飲み会を。
以前は、近くの居酒屋まで出かけていたけど、帰りがめんどうなのと、家飲みのほうが安くつくので、いつしか自分が酒の肴(というか晩御飯だけど)を作ることに。
いつも、大量に買い込んだ食料をその場で調理していたけど、なかなか、どや、と言えるメインディッシュをスクラッチで作るのはむつかしいので、今年は前もってメインディッシュを用意することに。

和風ビーフ材料

ということで、徳島県産のF1牛のもも肉を買い込んできた。以前にも、ベーコン用の豚バラ肉とか、同じF1牛のもも肉とかをお願いしたことのあるコープラスフーズさんに電話をすると、「ああ、あの近藤さんね」みたいな対応で、どうも憶えられている感じがしてちょっと気恥ずかしかった。
それで、メインディッシュのメニューは、以前作って、「こんなに簡単でいいのか」と感動した和風ローストビーフ

和風ビーフ焦げ目

フライパンで肉に焦げ目を付けて、

和風ビーフ漬け込み

煮立たせた漬け込み液に放り込んだら、火を消して冷めるまでそのまま放置。
わりと濃いめの味にできあがるので、今回のような飲み会のメインディッシュには最適かと。
ということで、明日は早起きしないといけないので、そろそろ寝ないと。

紅ほっぺジャム

先週末に、静岡県島田市のイチゴ生産者の方にお話をうかがうべく、東京経由で静岡に行ってきました。
根掘り葉掘り、いろんなことを教えていただきました。「久しぶりに、こんなにしゃべったので、のどが痛くなってしまった」とのことで、ちょっと申し訳なかったです。
普段は独りで、ネットラジオを聴きながら、作業をされることが多いそうです。
静岡県というところに降り立ったのも初めてだったので、イチゴのお話に加えて、途中で立ち寄った産直販売所なども興味津々で、キクラゲの菌床栽培があるというのは初めて知りました。
そして、帰り際にもらったのが、べにほっぺのジャム。
紅ほっぺジャム

どうやら、わざわざ作ってくれたらしい。
芯まで赤いという果実の特長を示すかのような、鮮やかな赤色のジャムです。
ヨーグルトの紅ほっぺジャムかけ

プレーンヨーグルトとあわせて食べると、ヨーグルトのこくが増すような感じで、たぶん、ジャム自体の味が濃いからなのでは。

スモモ収穫

昨日はスモモの収穫に。
木の外側から見ると、ほとんどなっていないように見えるんだけど、木の内側から見ると、ところによってはほんとに鈴なり。同じ場所にビワの木もあって、そっちの美味しそうな実はほとんど鳥に食べられてしまうのに、このスモモはあんまり鳥には食べられなくて、それは、きっと、そういうことなのかも。
スモモ外から
さすがにそのままでは手が届かないので、脚立を立てて、木の内側からどんどん収穫。
もう熟しすぎてすでに皮が割れているのや、コガネムシにむさぼられてしまっているのはあきらめて、完熟のものからちょっとまだ色が薄いものまで、それこそ手当たり次第。でも、指先で触れただけで落ちてしまうのもあって、それらは後で地面に降りてから拾い集め、食べられそうなのはかごに放り込み、もうどうしようもないのは、いずれ肥料になることを期待して、隣の柿の木の根っこに放り投げる。
スモモ鈴なりスモモ1スモモ2スモモ3


ちなみに、完熟のスモモは、赤いというよりは、紫色。柔らかい、というよりも、水の入ったゴム風船のような状態なので、丁重に扱わないと。そのままかごに放り込んで、他のスモモの下敷きになると、すぐに皮が裂けてしまうので。
スモモ完熟
こんな感じに熟しているスモモは、口に入れると、薄皮の中身はスムージー状態。甘くてとろとろの果肉。
結局、全部で4~5kgくらいは収穫したように思うけど、なぜかうちは2ドア冷蔵庫が3つあるので、それに分けて保存して、しばらくはスモモ三昧かと。

みかん

今年の冬は、温州ミカンをたくさん食べている。
みかん

徳島県というミカン生産県に育ったので、子供の頃は、冬になるとミカン箱が複数個、家にあるのが当然で、手のひらが黄色くなってしまうくらいよくミカンを食べていた。
けれども、だんだんミカンを食べなくなって、ここ10年ほどは、ほとんど食べていなかったように思う。
特に、年をまたいだミカンは、

  • 皮と実の間にすきまができて皮がふかふかになり、実もみずみずしさに欠けている、
  • 酸味がなくなってしまって締まりのない甘さだけの味になっている、

という惨状で、おいしくない、という意識が染みついていた。
ところが、このシーズン、ミカンが好きな両親のために、と思って買った温州ミカンを食べてみると、これが意外とおいしい。
確かに、見た目おいしそうなのを選んでは来たけど、それにしても、これはきっとまぐれに違いない。
5kgの箱なので、すぐになくなってしまって、引き続き同じ生産者の方のミカンを買っていたら、年を越えた頃になっても、相変わらずおいしい。
あれ?ミカンって、こんなにおいしかったっけ?
ミカンの箱に書かれている品種は「片山うんしゅう」だった。
あわててネットで検索してみると、「片山うんしゅう」は、高糖系温州の品種で、しかも、徳島県で新しい品種として発見(枝変わり)されたらしい。
初めて聞く品種のような気がしたが、野菜ソムリエのテキストにも……、あ、書いてあった。
たぶん、品種も、貯蔵方法も、いろいろ改良されてきているんだろうけど、ミカンのおいしさを再発見してなんだか得をした気分。

  • 厚生労働省は、生活習慣病の予防のために、「野菜を一日に 350g 、果物を一日に 200g 食べる」ことを推奨している。
  • 推奨された量を食べるのはかなり意識しないとむつかしいけど、果物に関してはみかんは心強い味方。
  • Sサイズのミカンでも、1個あたり70g程度はあるので、だいたい3個食べれば、一日の推奨量を食べることができる。

「片山うんしゅう」が出回る時期は終わってしまったので、これからは「十万うんしゅう」などの品種がメインになるようだが、まだしばらくは再発見したミカンのおいしさを楽しめそう。

ベーコン

ベーコンの在庫が少なくなってきたので、新しく作るべく豚バラ肉のブロックを購入。
コープラスフーズという生協の肉専門加工場に直接お願いするという手段を学習したので、また電話でお願いしたら、今回は、1kgのかたまりの豚バラ肉を用意してくれた。
これを、いつも参考にしているNaverまとめの【燻製レシピ】ベーコンの作り方を横目でながめつつ仕込んでみた。


年末の大掃除と並行して、燻すことになりそうな予感。

ユズのジャム

実は、レモンの他にも、ユズをたくさんもらってしまった。
「これも持って帰って」と言われると素直な自分は嫌とは言えず、いつのまにか1㎏ほどのユズの入った袋が荷物に加わっている。
これをいったいどうしたものか?
単にユズの果汁をしぼるだけではもったいない気がする。(というか、それすら面倒で、しばらく放置状態。)
その時、このあいだ某マルシェで『柚味噌』を試食しておいしいと思ったのを思い出し、その前段階としてユズのジャムのようなものを作ればいいのではないか、と。
必要なときに、ユズのジャムと味噌を合わせれば、簡単に柚味噌ができるはず?

ということで、ユズのジャムを作ることに。
柚子ジャムの作り方というページの情報を参考に、ユズの皮をむき、その皮をひたすらせん切りに。
ユズの皮のせん切り


結局、1㎏ほどのユズから、せん切りにした皮やしぼったユズの果汁・果肉をあわせて、500g ほどのジャムの材料ができ、これにその半分ほどの砂糖を加えて煮詰めることに。


本当はグラニュー糖を使うんだけど、そんなにきれいな黄色にならなくてもかまわないので、いつものサトウキビ糖を使って作ってみた。
できたものをビンに詰めて保存。(ビンが大きすぎた。)
ユズのジャム