グリーンピース

DSC_2684いただいた苗で、心持ち大ぶりで若干堅めのキヌサヤだな、と思いながら食べていたら、実はそれはグリーンピースだったと判明。
苗をいただいた人に「収穫はもうしばらくお待ちください」と言われたので、しばらくそのままにしておいたら、かなり大きくなってきたので待ちきれずに収穫。
少し小さい豆もあるけれども、おおむねきれいに実っている感じ。

本当は、もっとたくさん取って、グリーンピースのポタージュを作りたかったけど、まだ、膨らみきっていないさやが多かったので、とりあえず収穫できそうなさやだけを摘んできて、焼き飯に入れてみることにした。

DSC_2685急ぎの時は、冷凍食品でみじん切りにした野菜のミックスのものを使うんだけど、今日はそれほど急ぎでもないので、挽き肉とそこらへんの野菜を適当にみじん切りにしたものと、件のグリーンピースをを炒めて、中華スープの素で味つけ。
最後にご飯を加えてほぐすように炒めたらできあがり。

冷凍食品の野菜のみじん切りを使っても、こんなふうに、一つだけでも新鮮な野菜が混じっていると、全体の味が良くなるような気がするので、グリーンピースだけでなく、カラーピーマンやパプリカをみじん切りにして加えてみて欲しい。

エンドウの収穫

いただきもので庭に植えておいたエンドウの苗が、ずいぶん立派に生長して、そろそろ収穫ができる状態に。
本当はもうちょっと早い段階で摘芯しておかなくてはいけなかったみたいだけど、そのままにしておいたのでちょっと育ち過ぎたご様子。さすがにこれ以上伸びても困るので、上の方で伸びている芽を摘むことにした。
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豆苗が食べられるんだとしたら、この芽も食べられるのでは?と思ったので、できるだけやわらかそうな部分だけを摘み取って試してみることに。

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かなりせっせと摘んだつもりだけれども、本来のエンドウのさや部分に比べると、本当にちょっとしか取れなくて、わざわざ摘んだ意味があるのかとも思える。

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大きめのエビを買ってきたので、豚肉とあわせて、八宝菜風にしてみた。エンドウの芽だけ食べれば、それなりに存在感のある味がするとも言えるが、まあ、わざわざ食べるものでもないのかもしれない。

簡単で彩りがきれい

たまたまきれいなレンコンをいただいたので、根菜のマリネを作ってみることにした。
このレシピは、朝日新聞の記事で見たものだけれども、かなり以前のものなので、ネットでは検索できず。
自分も、適当に省略したり追加したりで作ったので、おおむねのレシピはこんな感じ。

根菜のさっと煮マリネ自炊風のレシピ(1人分)
レンコン 50g
ニンジン 50g
ダイコン 50g
リンゴ 1/4個
チャービル(またはパセリ) 適量
オリープの塩漬け(種抜きまたはスタッフド) 2個分
赤ワインビネガー 大さじ1
小さじ1/4
オリーブオイル 大さじ1
砂糖 小さじ1/2
  1. ボウルに赤ワインビネガー(白ワインビネガーや米酢でも可)、塩、オリーブオイル、砂糖、小口切りにしたオリーブをあわせてよく混ぜ、マリネ液を作る。
  2. ニンジン、ダイコン、は皮をむいて、1cmのさいの目に切る。
  3. レンコンは、皮がきれいならそのまま、気になるようなら皮を薄くむいて、5mmの輪切りにする。
  4. 鍋に水を入れ、1%濃度の塩(分量外)を加えてわかす。
  5. 沸騰したら強火のまま、レンコンを鍋に入れてかき混ぜて、次に、ニンジンを鍋に入れ、もう一度よくかき混ぜ、さらに30秒煮る。
  6. ざるに上げて水気を切り、熱いうちにボウルに入れて、マリネ液とよく混ぜる。ダイコンは生のままマリネに混ぜる。
  7. リンゴは良く洗って、皮付きのまま5mmの厚さに切り、マリネに混ぜる。
  8. 皿に盛って、チャービルを飾る。(なくても可)

DSC_2454以前、とくしまマルシェで売り出したフレッシュハーブガーデンにチャービルが生えているので、今回は、マリネの上に飾ってみた。パセリよりも見た目が良くて、レストラン風の一皿に見えなくもない。また、庭でとれた白っぽい紅くるりダイコンを使っているので、全体にほんのりピンク色に仕上がっている。
ちなみに、お椀はカブのポタージュ、小鉢は酢締めのアジとワカメとナガイモの酢の物。

本来のレシピでは薄切りのニンニクで香りを加えたり、ドライトマトを加えて味を追加していた。ドライトマト以外では、薄切りのロースハムなどを小さく切って加えると、よりおかず感が増す。
また、マリネ液は多少多めなので、多めに作ってジップロックコンテナなどで保存しておけば、数日間は常備菜に使うことも出来る。

オニオングラタンスープ

先日、福岡にあるフレンチのお店、コキンヌで出てきたオニオングラタンスープ。
オープンキッチンのお店で、時々友人と一緒にお邪魔するのもあって、サービスの人も顔なじみなので、たぶん教えてくれたんだと思うけれども、「このオニオングラタンスープはコンソメとか使ってないんですよ。」とのこと。
え?では、いったいどうやって作るのかというと、なんと炒めたタマネギとシェリー酒だけで作っているらしい。
自分の場合は、スープ類にはつい、固形のコンソメスープとかを入れてしまう。
それはそれでお手軽でいいんだけど、どうしても味がそのコンソメスープになってしまうので、せっかくタマネギをこねこね炒めた努力が報われないような気がして、なんとなく気持ちの上で引っかかるものがあった。

ということで、さっそく自分でも試してみるべく、オニオングラタンスープ作り。
料理自体はそんなに難しいものではなくて、タマネギを飴色から焦げ茶色になるまでよく炒めて、スープで煮込んでから、バゲットにどばっとかけて、シュレッダーチーズを乗せて焦げ目をつければできあがり。
少し時間のある休日の夕食くらいなら、十分作ってみることができる。

DSC_2275まずはシェリー酒を調達すべく、近所の、比較的小規模のディスカウント酒屋さんへ。
すると、もしかして、と恐れていたとおり、シェリー酒がない。
他の酒屋へ回るだけの時間はなくなっていたので、仕方なく、甘めのワインならなんとかなるのでは、ということで、若干の不安感を抱えながらもナイアガラの白ワインを購入。

DSC_2276しょっぱなからつまづいてしまった格好だが、気を取り直して、タマネギを刻む。一人分ならタマネギ1/2個で十分だと思うが、画像では6人分を作っているのでかなり大量のタマネギになっている。

DSC_2277フライパンにバター大さじ1(12g)を入れて、それが溶けたらタマネギを入れる。最初、全体にバターがなじむようにざっくり混ぜたら、後はそんなに混ぜていなくても大丈夫。弱めの中火で、タマネギに茶色の焦げ目が付いたら、全体を混ぜる、ということを繰り返していれば良い。

DSC_2281その代わりに、フライパンの鍋肌にこびりついた焦げ茶色になったタマネギも、かならずこそげ取って、全体に混ぜ込むようにする。焦げ付き防止のフライパンを使っているのなら、もしかしたら、シリコンのフライ返しなどを使って混ぜた方が、フライパンが傷みにくいかもしれない。

DSC_2283全体に飴色から焦げ茶色くらいまでになってきたら、タマネギは炒め終わり。この画像では、やや色が浅いかな、という感じはするが、そこそこ急いだ方が良い時間になっていたので、そこらへんは妥協することに。

DSC_2285いつもなら、ここで一人分に付き150mLの水と水の分量にあわせて割った固形コンソメスープを投入するところだけれども、今回は、シェリー酒代わりの白ワインを、どばどばと投入。ナイアガラ独特の甘い香りが台所中に充満する。コンソメスープなら10分も煮込めば十分だと思うが、今回は、さらに、ワインのアルコールが完全に飛んでしまうまで煮込む。

DSC_2288少し厚めに切ったバゲットを耐熱容器に入れ、その上から白ワインで煮込んだ飴色タマネギをかけ、さらに、シュレッダーチーズを乗せて、オーブンかオーブントースターで焦げ目をつける。

DSC_2290この日の晩御飯は、オニオングラタンスープと、ビンヨコマグロの刺身のゴマサバ風、ホウレンソウの白和え。
出来上がったオニオングラタンスープは、ナイアガラの香りが濃厚で、なにやらフルーティーなグラタンとなり、イメージとはまったく違った物になってしまったけれども、これはこれで悪くはないかもしれない。
ただ、すでに次回のためにシェリー酒は入手済みなので、近日中にシェリー酒で作ったオニオングラタンスープに挑戦してみる予定。

キンカンの甘露煮

まだ少し青かったけど、たくさんキンカンをもらってきたので、家人の好きなキンカンの甘露煮を作ってみた。
DSC_2042よく洗ったキンカンに、爪楊枝で穴を開ける。包丁で切り込みを入れるという作り方もあるようだが、少しぐらい裂けてしまってもこっちのほうが見栄えが良いので、この方法を選択。でも、まだ熟していない実が多くて堅かったためか、楊枝がすぐにだめになってしまうので、この量で10本くらい使ったかも。

DSC_2043独特の苦みを軽減するために、いったんゆでこぼす。そんなにくたくた煮る必要はなくて、沸騰したお湯にざっと放り込んだ後、再度沸騰してくるくらいまでゆでれば十分。苦みこそがキンカンの味、と思うならゆでこぼす必要はないが、苦いと家人が食べてくれない可能性が高いので。

DSC_2048ニンジンジャムでも参考にした「圧力鍋で煮るとペクチンが多くなる」という論文に影響されて、今回は圧力鍋で砂糖煮に。圧力鍋だからまあいいか、と、キンカンの重量の半量のグラニュー糖をいきなり全部入れて、念のため1分ほど加圧。少し裂けているものもあるけど、まあまあよくできたと思っておこう。サトウキビ糖に比べれば、やっぱり色がきれいで鮮やかに仕上がる。

DSC_2052思っていたよりもたくさんできた。少し酸っぱめなのは、実が青かったからか、それとも、圧力鍋で短時間で仕上げたからかもしれない。でも、ただ甘いだけの甘露煮よりはこのほうが美味しいはず。

ペクチンの多寡はともかく、ジャムやコンフィチュールも、圧力鍋を使うと煮込む時間を大幅に短縮できるのでありがたい。長時間かけて煮込むことで得られる効果ももちろんあると思うけれども、それよりも時間短縮効果の方が、御利益は大きい気がする。
ジャムなんか買ってきたほうが美味しくて結局安くつく、と思う方も多いと思うが、たまには、自分の作ったコンフィチュールをヨーグルトにかけて食べてみるのも、忙中閑あり感があってよろしいのでは。

ブロッコリーとカブのマリネ

冬とは思えないくらい暖かい気候のせいなのか、いつもの直売所で売っているブロッコリーの価格が安い。
この季節にこんなに安くていいんだろうか、とは思うけれども、とりあえず自分にできることは、食べて生産者の方を応援することだな、と割り切って購入。
ブロッコリーって、口の中でもそもそした感じがして、今もそんなに得意なわけではないけれども、できるだけ美味しく食べるとすれば、やっぱりマリネだろうか。
野菜ソムリエコミュニティ徳島の方に教えていただいた、ブロッコリーとカリフラワーのカレー味のマリネを作って以来、ブロッコリーのマリネをいろいろ試してみているが、今回は、ワインビネガー+米酢に塩と砂糖とオリーブオイルを加えて、ニンニクのすりおろしたモノを少々と、ロースハムのみじん切りでマリネ液にして野菜に味つけ。

DSC_2059ブロッコリーとカリフラワーだけでなく、余り気味のカブとパプリカも加えてみた。その代わりに、シイタケやタマネギはパス。

野菜をやや小ぶりに切って、シリコンスチーマーを使って、電子レンジのゆで野菜モードで蒸して、マリネ液を作っておいたボールに放り込む。
さすがにいっぺんに調理できないので、シリコンスチーマーの容量にあわせて、何回かに分けて電子レンジを稼働させる。
その時に、シリコンスチーマーに野菜からでた水がたまるので、それはよけて、野菜だけをボールに放り込む。

DSC_2063カブの白と、パプリカの赤が、思ったよりもよく映えて、にぎやかなマリネが出来上がり。

冷蔵庫で数日は保存できるので、たくさん作って常備菜に。
夜中に小腹が空いたときに、お菓子とか食べずに、こういうものを食べると良いらしい。
ただ、うまいからと言って、それに白ワインとかを添えてしまうと、なんのためにお菓子を我慢したのかわからなくなってしまう恐れも。

マンゴーキャロットの料理2点

引き続き、鳥取在住の青果物ブランディングマイスター仲間の方がブランディングされているマンゴーキャロットを料理に使ってみて、普段、普通に買っているニンジンと比べてどうなのか試してみた。
自分が、ニンジンでよく作る料理は、ポタージュとマリネなので、その二つで試してみることにした。

ニンジンのマリネ

DSC_1955ニンジンをより食べやすくするために、ピーラーで薄く削ぐ。ゴボウのささがきのようなイメージ。

DSC_1958マリネ液のだしとしてハムを使って、ニンジンの風味を確認するためにできるだけくせのない米酢と塩、オリーブオイルを使うことにした。あとは、庭からつんできたパセリ。そして、ニンジンのクセを消すために使うニンニクのすりおろしもかなり少なめに。

DSC_1960マリネ液が浸透しやすくするために、たっぷりのお湯で1分弱、ニンジンをゆでる。

DSC_1963ニンジンの湯をしっかり切って、マリネ液と合わせて、しばらく置けば出来上がり。

さすがにマンゴーキャロットなので、素直な米酢を使って匂い消しのニンニクを減らしても、ニンジンの風味が有りながら、ニンジン臭さのない美味しいマリネになった。

ニンジンのポタージュ

DSC_1965ニンジンのポタージュの材料は、ニンジンと、こくを出すためのタマネギ、とろみを出すためのジャガイモ。

DSC_1967タマネギはそのままでも良いけれども、今回は、バターで透明になるまで炒めてから煮ることにする。

DSC_1968タマネギが透明になったら、ニンジンとジャガイモを加えて水で煮る。いつもは、ニンジンの臭み消しに月桂樹の葉を入れるけれども、今回はマンゴーキャロットなので入れなくても大丈夫なはず。

DSC_1969ニンジンに竹串が軽く通るくらいに柔らかくなったら火を止める。

DSC_1970ステンレス製のブレンダーなら、熱いままつぶしても大丈夫。ジャガイモを加えているので、かなりどろっとした仕上がりになる。

DSC_1971食べる直前に、に牛乳を加えて、温めれば出来上がり。牛乳を加える前のポタージュを冷凍して保存しておくこともできる。

マンゴーキャロットはジュースにして美味しいニンジンなので、煮たときのこくなどは少なめかもしれないけれども、こんなふうにポタージュとして他の材料と合わせて使うのなら、むしろ香辛料の助けを借りる必要がないので、素直なニンジンの味を楽しむことができる。

マンゴーキャロットはジュースで、と思っていたけれども、もっと幅広く使えそうな感じがしてきた。

マンゴーキャロットのニンジンジャム

鳥取在住の青果物ブランディングマイスター仲間の方がブランディングされているマンゴーキャロットを送ってくれたので、ジュースだけでなく、料理に使ってみて、普段、普通に買っているニンジンと比べてどうなのか試してみた。
マンゴーキャロットは、ジュースで飲むのが一番美味しいとは思うけれども、まずは、ジュース以外に一番似合いそうに思えたジャムを。

ニンジンジャムを作るのは初めてだったので、「水なし!とろ~り☆にんじんジャム レシピ」というのを参考に。

DSC_1936圧量鍋で調理するとペクチン総量が増えるという研究結果もあるようなので、レシピ通りに、適当な大きさに切ったマンゴーキャロットを圧力鍋で蒸すことにした。

DSC_1937煮汁に浸かった状態での加圧ではなく蒸す状態で加圧した場合は、経験的に5分ほど長めに調理した方が良いようだ。

DSC_1940指先でもつぶせるくらい柔らかく蒸し上がったニンジンをミキサーに移して、そのままではさすがに空回りしてしまうので、少し水を加えてつぶす。

DSC_1946どろどろになったニンジンを鍋に移し、グラニュー糖も加えて5分ほど練るようにしながら煮て、レモン汁を加えれば出来上がり。

DSC_1954できあがったニンジンジャムは、市販のジャムの空き瓶に詰めて、冷蔵庫で保存。

今回は、レシピに従って、最後にレモン汁を加えたけれども、もともとニンジンは酸味のある野菜ではないので、たぶん、加えない方がニンジンの風味がより活かされるような気がする。
むしろ、シナモンなどの香りを加えたほうが美味しいかもしれない。
次に作るときには、それを試してみよう。

なると金時の簡単レシピの試作

青果物ブランディングマイスターの仲間が札幌でなると金時の販売をするという話を聞き、お手伝いに行くことに。
来るのはいいけれども、なると金時のレシピを二つ三つ持ってくるように、とのお達しだったので、以前に考えたものも含めて、できるだけ簡単なものを3つ、少し手間がかかりそうなものを2つ試作。

なると金時スムージーのレシピ(1人分)
  なると金時 60g
  牛乳 200mL
  シナモンパウダー 少々
  1. 鳴門金時60gなると金時は皮付きのまま切る。
  2. 鳴門金時蒸し上がりシリコンスチーマーか、お皿に載せて軽くラップをして、電子レンジ(600W)で5分加熱する。
  3. スムージー出来上がりミキサーに、蒸して柔らかくなったなると金時と、冷たいままの牛乳、好みでシナモンパウダーを入れ、よく攪拌する。

ほんのり甘く、ほんのり温かく、しかも手っ取り早いので、冬の朝にぴったり。

なると金時ポタージュのレシピ(2人分)
  なると金時 100g
  牛乳 200mL
  バター 5g
  少々
  1. 鳴門金時100gなると金時は皮付きのまま切る。
  2. シリコンスチーマーか、お皿に載せて軽くラップをして、電子レンジ(600W)で5分加熱する。
  3. ミキサーに、蒸して柔らかくなったなると金時と、冷たいままの牛乳を入れ、よく攪拌する。
  4. 鳴門金時ポタージュ温めミキサーの中身を鍋にあけ、バターを入れて温める。
  5. 鳴門金時ポタージュ塩で味を調える。

サツマイモと牛乳だけで作ったとは思えないくらい濃厚で心温まるポタージュ。
温めるときに焦げ付きやすいので、よくかき混ぜながら温めてください。

なると金時とミカンのカプレーゼのレシピ(1人分)
  なると金時 50g
  温州ミカン Sサイズ1個
  1. なると金時は、2.5mm程度の厚さに輪切りにする。
  2. 温州ミカンは、皮をむいて、なると金時と同じくらいの厚さで水平方向に輪切りにする。(切り口が花びら状に見えるように切る。)
  3. 鳴門金時カプレーゼ準備皿に、なると金時と温州ミカンを少しずつずらしながら、交互に載せる。
  4. 鳴門金時カプレーゼ軽くラップをかけて2分30秒加熱する。

温州ミカンの水分や酸味が、なると金時の甘さを引き立てる。
手軽だけれども、ちょっと豪華に見えるデザート。

残りの二つは、なると金時をシリコンスチーマーで蒸して、皮をむいてつぶして利用。

DSC_1461生の状態で皮をむくのは大変だけれども、蒸した状態なら、外側の薄い皮だけをするっとむくことができる。(熱いうちに、キッチンペーパーなどで持って皮をむく。)

DSC_1463皮をむいたなると金時を、フォークやマッシャーでつぶす。

DSC_1472一つは、みじん切りにしたオリーブと粉チーズを入れて小判型にまとめて、

DSC_1485焼き目をつけたサツマイモのお焼き。

DSC_1421もう一つは、みじん切りのタマネギと挽き肉を炒めて加えて、扱いやすいように三角おむすび型にして、小麦粉と卵、パン粉をつけて少量のオリーブオイルで揚げ焼きにしたサツマイモのコロッケ。

野菜売り場で晩御飯(和風ハクサイのミルフィーユ風)

某日、某スーパーの野菜売り場で、今日の晩御飯を組み立ててみた。

ハクサイシュンギク
1/4玉でこの値段、と考えるとそんなに安くはないかもしれないけど、一人分の食事として考えれば、ハクサイが1/4玉あればけっこうな量なので、このハクサイをお買い上げ。しかも、よく見ると、隣に並んでいるシュンギクもそれなりの値段。ハクサイだけだと少し、カロテンなどが少ないので、シュンギクで香りとカロテンを補給することをもくろむ。

マッシュルーム158
メインディッシュ的なものは確保できたので、あと、もう一品と思って物色すると、マッシュルームが目に付く。ハクサイを和風に仕立てるつもりなので、マッシュルームの洋風の香りがあれば、変化があって楽しいだろう。

スナップエンドウ
マッシュルームを煮るのか焼くのか、と考えていると、季節はずれでちょっと高いけれども、スナップエンドウが目に付いた。これをマッシュルームと合わせて、ざっと炒めれば、手っ取り早いけれども、彩りもきれいで、ワインにも日本酒にも合わせられそうな気がする。

和風ハクサイのミルフィーユ風のレシピ(2人分)
  ハクサイ 1/4玉
  シュンギク 1把
  豚バラ肉 200g
  オリーブオイル 大さじ1
  味噌 大さじ2
  和風だしの素 1袋
  500mL
  1. ハクサイは外側の葉の部分は、葉の外側や内側の付け根の部分まで良く洗い、全体を5cmの長さでざく切りにする。シュンギクも良く洗って、5cmの長さにざく切りにする。
  2. 豚バラ肉は、5cmの長さに切り分ける。
  3. 鍋を火にかけ、オリーブオイルを入れて、半分の量の豚バラ肉を炒め、肉の色が変わったら、味噌も入れて味噌の香りが立つまで炒める。
  4. いったん、鍋を火から下ろし、炒めた豚肉の上に和風だしの素を振りかけ、さらに、ハクサイの根元側から順に鍋に入れる。できればハクサイが縦に並ぶように入れ、ところどころに、残しておいた豚肉を挟み込む。
  5. 水を入れてふたをして鍋を火にかけ、沸騰してきたら火を弱めて、ハクサイの白い部分が透明で、くたっ、となるまで煮る。
  6. 最後に、シュンギクを上から入れて、3分煮る。(シュンギクの軸の部分は煮えにくいので、ハクサイをよけて、煮汁に浸かるように入れたほうが良い。)

きれいに盛りつけるには、ハクサイと豚肉のの重なりをそのままに、シュンギクと最初に入れた豚肉を横に添えるようにするのも一つのやり方。
ただ、できあがりに、鍋全体をごっそりかき混ぜてしまって、ハクサイの、くたっ、とした食感を楽しむのも良いかもしれない。
残った分は、ある程度冷めた後でジップロックコンテナに入れて冷蔵庫で保存すれば、2日程度は楽しめる。

マッシュルームとスナップエンドウの炒めもののレシピ(2人分)
  マッシュルーム 1パック
  スナップエンドウ 1パック
  オリーブオイル 大さじ1
  少々
  コショウ 少々
  1. マッシュルームは縦4つに切り、スナップエンドウは半分に切る。
  2. フライパンでオリーブオイルを熱し、マッシュルームを入れて炒める。
  3. マッシュルームが、しなっ、となってきたら、スナップエンドウを入れ、全体に鮮やかな緑色になるまで炒める。
  4. 塩、コショウで味を調えて、出来上がり。