料理教室第14回

レンコンの2回目。
今回は、ブリの照り焼きの付け合わせとして、レンコンを一緒に照り焼きに。
あとは、レンコンのお焼きと、レンコンのすり流し汁を。

いつも当てが外れるのが、調理にかかる時間。
今回は、けっこう余裕のはずが、なぜかけっこう時間がかかってしまって、あれれ、という感じ。
これに関しては、いろいろ不確定要因もあるので、そのせいにしておこう。

ということで、なんだかんだで、できあがり。
すり流しは、和風のポタージュなんだな、と改めて認識した次第。

料理教室13回

今月の料理教室は、レンコンが主役。
せっかくなので、あまり地元のスーパーなどには出回らないような立派なレンコンを、いつもお世話になっているレンコン農家さんにお願いしてわけていただいた。

レンコンの節をそれぞれに切り分ければ、1つの節でそれなりの人数分の料理ができてしまうくらいの、立派なサイズ。
今回は、定番的なレンコンのひき肉はさみ揚げと、レンコンの酢漬け、そして、レンコン団子のすまし汁を。
レンコン団子が思いの外、固まらなくて、急きょ、小麦粉を足してみたり、いつになくばたばたしたけど、手慣れた方々なので、いつも通り、美味しくできあがり。

料理教室第11回

9月に入って少し秋の訪れを感じるようになってきたので、秋の味覚の象徴であるキノコをテーマに。
菌床栽培が普及して、比較的手軽に手に入るようになってきたので、キノコをたくさん使ったパスタソースと、キノコのパテを作ってみることにした。

パスタも、せっかくなので、粉をこねるところから。
さすがに粉からこねた経験のある方はいらっしゃらないので、こんな感じでこねてください、と言ったら、力が違うから、と返されてしまう。力と言うよりは、上半身の体重をのせる感じなので、でも、体重も違ってますね。

できた生地は、パスタマシンを使って伸ばして、最後に切り分けて麺に。
これが、なかなか楽しいので、ざっとやり方を説明して、あとはみなさんでやってみてもらう。
たぶん、今回は、料理を作るよりも、こっちのほうが楽しかったのでは。

パスタを作ってもらっている間に、自分はキノコのパテを。
いろいろなキノコを炒めて火を通し、さらに、白ワインと生クリームで炒め煮にしたあと、フードプロセッサでパテ状に。

パスタマシンに参加していない方は、パスタソース作り。
キノコをとことん炒めて、ひもの状態になったら、木こりのパスタソースはトマト缶を、和風ソースはしょう油を加えて完成。

今日は、木こりのソースと、和風ソースで生パスタを。



そして、キノコのパテは、バゲットにたっぷり付けて試食していただきました。

キュウリのおかず

浅漬けにしたり、ピクルスにしたり、はたまた酢の物にしたりと、いろいろ活躍してくれるキュウリも、それだけでおかずにするとなるとちょっと難しい気がする。
確かに、キュウリだけではあっさりしすぎるので、ここはごま油と油揚げの力を借りることでなんとかしてみる。

キュウリと油揚げの中華風炒めのレシピ(1人分)
キュウリ 1/2本
油揚げ 1/2枚
ごま油 大さじ1/2
合わせ調味料
 豆板醤 適量
 オイスターソース 小さじ1
 しょう油 小さじ1
 酢 小さじ1
 砂糖 小さじ1
 かたくり粉 小さじ1/2
 水 20mL
  1. 油揚げは2cm角の正方形に切る。
  2. キュウリは小さめの一口大の乱切りにする。
  3. フライパンにごま油を熱して、油揚げに少し焦げ色が付くまで両面をじっくり焼く。
  4. キュウリをいれてさっと火を通す(キュウリの表面が少しな感じになるまで)。
  5. 合わせ調味料をよく混ぜ合わせ、フライパンに入れ、とろみが付くまで炒める。


キュウリの中華風炒めと、キスの天ぷら、トマト肉じゃが。

赤バジル

いつもお世話になっている那賀ベジタブルさん。
所用で伺った際に、
「こんなのも作ってみたんですよ」
ともらってきたのが、赤バジル。

シソにも青ジソと赤じそがあるように、バジルにも赤バジルというのがあるらしい。
せっかくなので、白ワインビネガーとオリーブオイルに漬けてみて、
どんな感じになるのか試してみることにした。

「赤レタスも試しに作ってみたんですよ」
とのことで、その写真も撮ってきた。

これ以外にも、いろいろなハーブ類を試しているとのこと。
「問い合わせてもらえれば、栽培の相談にのれることもありますよ」
興味のある方はこちらからご相談を。

料理教室第8回

今回はピーマン。
できるだけ手抜きでのコンセプトは守りつつ、でも、ちょっとごちそうにみえるように、種を取らないピーマンの肉詰めを作る。
ピーマンの種は取らないでくださいね、と説明しながらも、ヘタの部分はとるので、そんなに省力化にはなっていないかも、という思いが頭をよぎる。
まあ、タマネギは炒めないので、その部分は少なくとも省力化されているはず。


肉を詰めたピーマンは、フライパンで水を入れて蒸し煮状態で火を通してから、水がなくなって肉に焦げ目がつくまで焼く。

肉詰めピーマン以外に、アマナガトウガラシの炒め煮とバジル風味ツナやっこを作る。
バジル風味ツナやっこは、野菜ソムリエコミュニティ徳島でいつもお世話になっている三好貴子さんから教えていただいたレシピで、最初に食べたときに居合わせたメンバーがみんな絶賛していたのが印象的。
アマナガトウガラシは、和田島漁港特産のちりめんじゃこと合わせて。

バジル風味ツナやっこのバジル風味ソースは、本来フードプロセッサを使うことになっているけれども、料理教室を行っている公民館の台所にはフードプロセッサがないので、まさかの人間フードプロセッサ。

いつものように、みなさんてきぱき作ってくれるので、今回はちょっと時間が厳しいかな、と思っていたにもかかわらず、味噌汁まで含めて余裕でできてしまう。

ピーマンの肉詰めを焼いたフライパンに残った肉汁と焦げを赤ワインで溶かしたものにトマトケチャップを入れて、少し煮詰めたものをソースにした。
みなさん、美味しい、と言って食べてくれていたので、今回もうまくいったみたいでほっとする。
まだまだ新米料理教室講師ぶりは脱却できそうにない。

料理教室第7回

今回は、ミニオクラとトマト(シシリアンルージュなど)を使って。
阿南農業支援センターの方から、ミニオクラも使ってみてください、と言われて、確かに、小さいオクラならオクラの種のあの独特の渋みもなさそうで美味しいのかも、と思って、生産者の方のところへ。
でも、生産者の方も、そんな小さいのは自分も収穫したことがない、とのことで、結局、自分で収穫することに。
実際には、直売所なども含めて、お店に出回ることはないと思われるけれども、せっかくオクラの産地にいるのだからみなさんにも食べていただくために、結局当日の朝にミニオクラを収穫して、料理教室に持参することに。
事前にいくつかもらってきて、軽くゆでてみたり、炒めてみたり、さらに、ぬか漬けにもしてみたが、特に、ぬか漬けはしゃきしゃきしているのに、オクラのねっとり感があってなかなかうまい。きっと、そのねっとりがぬか漬けのおいしさを、ずっと舌の上にとどまらせてくれるからじゃないかと思う。

ということで、さすがに料理教室の時間でぬか漬けはできないので、事前に漬けておいて味見してもらった。

普通のオクラとミニオクラ。
みなさん、オクラは当然ご存じでも、こんなに小さいオクラを料理してみたことはないとのこと。


今日は、オクラとトマトなので、トマトはシシリアンルージュとフルティカ、そして黄色のアイコを持参。それぞれの特徴などをかいつまんで説明。

みなさん、手際よく調理をされるので、炒め物の味付けに使うトマト味噌も、オクラのグラタン用のトマトソースも、そして、豚肉とズッキーニの炒め物も、どんどんできていく。

サラダの彩りが一段ときれいなのは、石巻で購入してきたパプリカを入れたから。オクラのねばねばが、ドレッシングをうまく野菜に絡めてくれるので、サラダもより美味しく食べることができる。

次回は、ピーマンの予定。

今年のスモモ

今年も、例によって、だいぶ熟れてきたから好きなだけ持って帰りなさい、とのことだったので、さっそく収穫に。
DSC_1646 1
外から見た分には、やはり、あまり実がなっていないように見えるけれども、


枝の内側から見ると、よく熟れた実が鈴なり。
今年もたくさんもらってきました。
まだ青い実がたくさん残っていて、一週間後くらいにもう一度来てみたら?とのこと。
その頃に、梅雨の晴れ間があるといいんだけど。

料理教室第6回(葉わさび特別出演)

今回は、ジャガイモの2回目。
さらに、JAアグリあなんの葉わさび部会長さんからいただいた葉わさびでおひたしを。

2017_06_23_4名前は聞いたことがあっても、見るのは初めてという方がほとんどなので、葉わさびの簡単な説明を。
生のままの葉っぱをちぎって食べていただいて、香りはあるけれども、ほとんど辛みのない状態を確認してもらう。

その後、葉わさびを処理する一通りの手順を見てもらって、短時間だけどしょう油に漬けて、おひたし以上しょう油漬け未満の状態に。


熱を加えたり、塩でもんだりすることによって、わさび独特の辛みが出て、梅雨時にふさわしいさわやかなおひたしに。

肉じゃがも、本当に水を入れなくて大丈夫なんですか?という状態だったけど、2017_06_23_14
弱火の中火にして20分ほどすると、野菜から出る水分が煮汁になって、ジャガイモにも味がしみて、ニンジンにも火が通った状態に。
2017_06_23_17

葉わさび

阿南農業支援センターの方から連絡をいただいて、料理教室をやっているようだけど、地元の野菜も取り上げて欲しいので、まずは葉わさびを確保したから取りに来て欲しい、とのこと。
なんだかありがたいお話なので、受け取りに行くと、JAアグリ阿南の葉わさびの部会長の方が用意してくれたとのこと。
葉わさびは、徳島県の特産品として、全農のWebサイトでも紹介されていて、徳島県で2番目に大きな那賀川や勝浦川の上流で作られているらしい。
DSC_1639 1もう、見るからに立派な葉わさび。
確かに、わさびの風味はするけれども、そのままではあまり辛みもないので、辛みと風味を同時に楽しむためには下処理が必要。

DSC_1641 1まずは、適当な大きさに切る。

DSC_1642次に、70℃の湯で20秒ゆでて、少々の塩でしっかりもみ込む。ゆでる温度が高かったり、時間が長かったりすると、せっかくの香りが飛んでしまう。

DSC_1643 1その後、香りが飛んでしまわないようにラップに包んで、しばらく置いて、今日は鮭を焼いたものの付け合わせにしてみた。

ゆでた葉わさびをビンに入れ、しょう油少々をたらして密封しておいたら、翌日には美味しいわさび漬けになっていた。
お吸い物に入れても美味しいらしい。
生のままサラダに使ったり、ドレッシングに応用したりもできそうなので、いろいろ試してみたい。