野菜売り場で晩御飯(和風ハクサイのミルフィーユ風)

某日、某スーパーの野菜売り場で、今日の晩御飯を組み立ててみた。

ハクサイシュンギク
1/4玉でこの値段、と考えるとそんなに安くはないかもしれないけど、一人分の食事として考えれば、ハクサイが1/4玉あればけっこうな量なので、このハクサイをお買い上げ。しかも、よく見ると、隣に並んでいるシュンギクもそれなりの値段。ハクサイだけだと少し、カロテンなどが少ないので、シュンギクで香りとカロテンを補給することをもくろむ。

マッシュルーム158
メインディッシュ的なものは確保できたので、あと、もう一品と思って物色すると、マッシュルームが目に付く。ハクサイを和風に仕立てるつもりなので、マッシュルームの洋風の香りがあれば、変化があって楽しいだろう。

スナップエンドウ
マッシュルームを煮るのか焼くのか、と考えていると、季節はずれでちょっと高いけれども、スナップエンドウが目に付いた。これをマッシュルームと合わせて、ざっと炒めれば、手っ取り早いけれども、彩りもきれいで、ワインにも日本酒にも合わせられそうな気がする。

和風ハクサイのミルフィーユ風のレシピ(2人分)
  ハクサイ 1/4玉
  シュンギク 1把
  豚バラ肉 200g
  オリーブオイル 大さじ1
  味噌 大さじ2
  和風だしの素 1袋
  500mL
  1. ハクサイは外側の葉の部分は、葉の外側や内側の付け根の部分まで良く洗い、全体を5cmの長さでざく切りにする。シュンギクも良く洗って、5cmの長さにざく切りにする。
  2. 豚バラ肉は、5cmの長さに切り分ける。
  3. 鍋を火にかけ、オリーブオイルを入れて、半分の量の豚バラ肉を炒め、肉の色が変わったら、味噌も入れて味噌の香りが立つまで炒める。
  4. いったん、鍋を火から下ろし、炒めた豚肉の上に和風だしの素を振りかけ、さらに、ハクサイの根元側から順に鍋に入れる。できればハクサイが縦に並ぶように入れ、ところどころに、残しておいた豚肉を挟み込む。
  5. 水を入れてふたをして鍋を火にかけ、沸騰してきたら火を弱めて、ハクサイの白い部分が透明で、くたっ、となるまで煮る。
  6. 最後に、シュンギクを上から入れて、3分煮る。(シュンギクの軸の部分は煮えにくいので、ハクサイをよけて、煮汁に浸かるように入れたほうが良い。)

きれいに盛りつけるには、ハクサイと豚肉のの重なりをそのままに、シュンギクと最初に入れた豚肉を横に添えるようにするのも一つのやり方。
ただ、できあがりに、鍋全体をごっそりかき混ぜてしまって、ハクサイの、くたっ、とした食感を楽しむのも良いかもしれない。
残った分は、ある程度冷めた後でジップロックコンテナに入れて冷蔵庫で保存すれば、2日程度は楽しめる。

マッシュルームとスナップエンドウの炒めもののレシピ(2人分)
  マッシュルーム 1パック
  スナップエンドウ 1パック
  オリーブオイル 大さじ1
  少々
  コショウ 少々
  1. マッシュルームは縦4つに切り、スナップエンドウは半分に切る。
  2. フライパンでオリーブオイルを熱し、マッシュルームを入れて炒める。
  3. マッシュルームが、しなっ、となってきたら、スナップエンドウを入れ、全体に鮮やかな緑色になるまで炒める。
  4. 塩、コショウで味を調えて、出来上がり。

野菜売り場で晩御飯(ブロッコリーとパプリカのディップ)

某日、某スーパーの野菜売り場で、今日の晩御飯を組み立ててみた。

青森カブ
この時期になると、青物の野菜の産地はすっかり北のほうに移っていて、今頃カブ?、と思ってよく見ると、青森県産だったりする。

バジル苗売り場の入り口のところには、野菜というか、野菜の苗が売っていて、値段的に使い切ってしまってもいいけれども、日当たりの良い場所が確保できるなら、バジルはどんどん増えるので、これはお買い得でしょう。ということで、とりえあず、これを購入。

北海道ブロッコリーブロッコリーの産地は北海道。温野菜として使うことが多いけれども、これを茎の部分を活かす形で、スティック野菜風に食べることを考えてみる。

韓国パプリカパプリカはちょっと価格高めだけれども、彩りを考えて、黄色と赤色の両方を買って帰る。ちなみに、βカロテンは、赤色のパプリカのほうが多い。

ブロッコリーとパプリカのスティック野菜とディップのレシピ(4人分)
  ブロッコリー 1個
  赤パプリカ 1個
  黄パプリカ 1個
  ツナ缶
  タマネギ 1/4個
  少々
  バジル 4~6枚
  1. タマネギ、バジルはみじん切りにして、ツナ缶とよくかき混ぜて、塩で味を調え、ディップを作る。(フードプロセッサーかミキサーで混ぜ合わせても良い。)
  2. ブロッコリーは茎の端を1cmくらい切り取ったら、後は茎を活かす形で、できるだけスティックになるように切り分ける。
  3. パプリカは半分に切って種を取り、残りをスティックになるように細長く切る。
  4. 水に塩(分量外)を入れ、ふっとうしたら、ブロッコリーを1分くらいゆでる。(茎の部分をかんでみて、堅さを確かめる。)
  5. ブロッコリーがゆだっていたら火を止めて、そこへパプリカを入れ、30秒ほどおいて湯を切る。
  6. ざるにあけてうちわなどで冷ましてから、ディップをつけて食べる。

一般的に売っている分量だと4人分になってしまうので、一人分、または、二人分の場合は、ゆであがったブロッコリーやパプリカをジップロックに保存して、数日に分けて食べると良い。
また、バジルは、日当たりが確保できるのなら、素直にどんどん大きくなる野菜なので、残りはぜひ、育てておいて、次の何かもお使いください。

スイカブロック夏の水分補給には、なんと言ってもスイカ。ブロックになっているものは割高ではあるけれども、保管や皮の処理を考えれば、割り切ってもよいのかも。
スイカは水分だけでなく、カリウムやβカロテンも含まれていたりします。

野菜売り場で晩御飯(ミョウガとキュウリのサラダ)

某日、某スーパーの野菜売り場で、今日の晩御飯を組み立ててみるつもりだったけど、ふと見ると、ミョウガが安い。

お買い得ミョウガは、独特の香りと辛みを持っていて、6月から多く出回り始める野菜。食欲が鈍りがちな梅雨時に、その香りは来たるべき夏のさわやかさを予感させてくれる。

きゅうりミョウガと合わせるものを探してあたりを見渡すと、今日は、キュウリもばら売りしていて、しかも、安い。だったら、ミョウガとキュウリで、リフレッシュサラダを作ってみることにしよう。「晩御飯」というよりは「晩酌」になってしまうかもしれないが。

たたききゅうりキュウリのぱりっとした食感を崩して多少柔らかめにし、かつ、味がなじみやすくなるようにするために、包丁の柄の部分で叩く。
もしあれば、肉叩きや、麺棒を使うとやりやすい。

キュウリ下ごしらえ叩いたキュウリを適当な長さに切って、さらにそれを縦半分に切り、さらに、斜めに1cm幅くらいに切る。

ミョウガミョウガは半分に切って、長さ方向に細く切れば千切りになる。

サラダとはいうものの、ドレッシングなどを上からかけるのではなく、酢の物のように調味料を全体に混ぜて、味をなじませる。
ミョウガとキュウリをボウルに入れ、ゴマ油、塩、しょうゆ、酢、で味を調えていく。
調味料の量は、キュウリ1本の場合で、

  1. ゴマ油:小さじ1、塩:小さじ1/2をキュウリとミョウガ全体になじませて、
  2. しょうゆ:大さじ1/2と酢:大さじ1/2をコップに合わせておき、
  3. 合わせたものを半分くらい加えて味を見て、薄いようなら徐々に足していく。

今日の晩御飯ということで、今日の晩御飯は、アジの生鮨、ナスとオクラの煮浸し、ミョウガとキュウリのサラダ、小エビのかき揚げ。

ゴマ油を使ったので、ビールや日本酒むけになってしまった。
もし、ワインを用意している場合は、ゴマ油の代わりに、オリーブオイルを使えば、かなりいい感じになる。

野菜売り場で晩御飯(豆苗と豚肉の炒めもの+ズッキーニとごぼうの温サラダ)

某日、某スーパーの野菜売り場で、今日の晩御飯を組み立ててみた。

DSC_0585ズッキーニはカボチャの仲間で、くせがなく、煮ても焼いても、もしかしたら生でも食べられる野菜なので、とりあえず確保。

DSC_0586今日はゴボウも「93円均一」になっているので、ズッキーニと合わせて、温サラダのようなものにすることにしてこれもお買い上げ。

ズッキーニとごぼうの温野菜のレシピ(2人分)
  ズッキーニ 1本
  ゴボウ 1/2本
  ツナ缶 1/2
  少々
  オリーブオイル 大さじ1
  1. ゴボウの風味を活かすために、たわしなどで泥を洗ったら、皮はむかずに、気になるところを包丁の背でこすって落とすくらいにする。
  2. ゴボウを、3mmほどの厚さに斜めに切る。
  3. ズッキーニはヘタを切り落として、全体を長さ方向に3等分し、1cmほどの厚さの薄切りにする。
  4. オリーブオイルをフライパンに熱し、強火のままゴボウを入れて少し焦げ目が付くのを待ってから裏返す。(油がはねるので、できるだけ水気を切っておく。)
  5. ゴボウの両面に焦げ目が付いたら、ズッキーニを入れて、中火にしてざっと炒め合わせる。
  6. ツナ缶を入れて混ぜ合わせ、塩で味を調える。(ツナ缶がなければ、しょうゆと和風ダシの素で味を調える。)

これで、野菜が一皿できた。
次にメインディッシュとなりそうなものを物色。

DSC_0582シイタケ。キノコのうまみは、肉や魚、野菜とは違うもので、買って帰れば、たいていの料理にさらなるおいしさを提供してくれる。菌床栽培のおかげで安価に買えるのはありがたいこと。

DSC_0583メインディッシュは、シイタケとトウミョウで、豚肉の細切れと炒めて、味噌で味つけ。

トウミョウと豚肉の炒めもののレシピ(1人分)
  豚肉細切れ 80g
  シイタケ 1/2パック
  トウミョウ 1パック
  味噌 大さじ1/2
  オリーブオイル 大さじ1/2
  1. シイタケに付いている菌床などの異物をさっと洗い流し、石突きを取ってから、細切りにする。
  2. トウミョウは根元から2~3cmのところを料理用はさみなどで刈り取り、さらに、半分の長さに切る。
  3. フライパンにオリーブオイル大さじ1を熱し、豚肉を入れて、全体の色が変わるまで強火で炒める。
  4. シイタケを入れて、中火にし、シイタケが濡れたような感じに煮えるまで炒める。
  5. フライパンに味噌を入れて、豚肉とシイタケに味を付け、トウミョウを入れて混ぜ合わせる程度に炒める。

トウミョウはほとんど炒めず、予熱で火を通すくらいにし、しゃきしゃきした食感を活かす。
トウミョウは少なくとももう一回は収穫できるのでトライしてみてください。

野菜売り場で晩御飯(蒸し春キャベツのフレッシュトマトソースかけ)

某日、某スーパーの野菜売り場で、今日の晩御飯を組み立ててみた。

バジル早くもバジル。フレッシュバジルの香りは食欲をそそるし、値段もこらえ頃の感じがするので、とりあえずこれは確保して、何かとあわせて、アルコールのアテに。

まいたけマイタケは菌床栽培されるようになってから、手が届くような値段で売られるようになり、味もさることながら、手でちぎるだけでよい、というお手軽さが魅力のキノコ。今日は「均一」商品になっていることだし、これを買ってアヒージョに。マイタケはそれほど香りが強くないので、バジルともけんかしないだろうという予想。

マイタケのアヒージョ風のレシピ(1人分)
  マイタケ 1/2パック
  ニンニク 1片
  フレッシュバジルの葉 3枚
  少々
  コショウ 少々
  オリーブオイル 大さじ3
  1. マイタケをざっくりと縦方向に一口大の大きさに手で切り裂き、同時に菌床などの異物が混じっていないことを確認する。
  2. ニンニク1片を薄めの輪切りにする。
  3. フライパンにオリーブオイル大さじ3(マイタケがしんなりしたときに、フライパンを傾ければなんとか浸かるくらいの量)と切ったニンニクを入れて中火にかける。
  4. ニンニクの香りが立ってきたら、マイタケを入れて、フライパンを少し傾けて揚げ煮のような感じでマイタケに火を通す。
  5. しんなりして、全体に透明感が出てきたら、塩とコショウで味をやや強めに調える。

どう料理してもおいしいマイタケなので、アヒージョ風もあっさりめで。
一人で食べるのなら1パック全部は多すぎるので、半分使うことにする。残りは、繰り延べで数日は十分大丈夫なので、乾燥しないようにジップロックバッグに入れて冷蔵庫へ。
バゲットの薄切りにのせて食べるとよいが、ご飯にのせてもおいしい。
これでまずはアルコールのアテはできた。

次に、メインディッシュの付け合わせとなり得るような野菜料理を。

ブロッコリーそこで目に付いたのがブロッコリー。野菜としての栄養も多く、葉物野菜に比べると固まりで扱うことができるので、調理も盛りつけもしやすいかもしれない。ブロッコリーを1本買っても、一人では食べきれないけど、小さく切り分けてゆでるか蒸すかしておけば、しばらくは冷蔵庫で保存できる。

キャベツただ、季節感から言うと、春キャベツのほうがぎりぎり春らしい気がするので、今日はこちらを選択することにする。

蒸し春キャベツのフレッシュトマトソースかけのレシピ(1人分)
  春キャベツ 1/8~1/6玉
  トマト 中1個
  ニンニク 1片
  フレッシュバジルの葉 3枚
  少々
  コショウ 少々
  オリーブオイル 大さじ2
  1. まず、トマトソースを作る。トマトの皮は湯むきして、1cm角ぐらいのさいの目に切る。
  2. ニンニクは半分に切って、それぞれを包丁の平らな部分で押しつぶす。
  3. フライパンにオリーブオイル大さじ2とつぶしたニンニクを入れ、ニンニクのまわりから泡が出るようになるまで強火で加熱する。
  4. 強火のまま、フライパンにトマトを一気に入れる。油がはねるので注意する。
  5. トマトから水分が出るので、若干とろみが付くくらいまで煮詰める。
  6. 塩でやや強めに味を調え、バジルを小さくちぎって散らして、火を止める。
  7. 次に春キャベツを蒸す。春キャベツは、全体をくし形切りにして1/6~1/8玉を使う。
  8. 皿にキャベツをのせて軽くラップをかけて電子レンジで蒸す。(電子レンジに、蒸し野菜の機能や、あたため機能がついていれば、それらを使うとほどよく蒸し上がる。)もしくは、浅めに水を張ったなべを強火で沸騰させてから、キャベツをのせた皿を入れて、しばらく弱火で加熱してもよい。
  9. 蒸し上がったキャベツに、トマトソースをかける。

メインディッシュには、白身魚のムニエルや、鶏肉のピカタなどの、比較的あっさり目のものが合うだろう。
このトマトソースは、アヒージョと同じように、バゲットの薄切りに添えてもおいしい。

  • トマトの皮は、ソースにしたときに口に残りあまりよろしくないので、手間を惜しまないのなら湯むきしたほうが良い。特に、ちょっと大切な人に出す場合などは、湯むき(または冷凍してから解凍)して皮を除くべき。
    トマトは比較的皮がしっかりしている野菜なので、冷凍庫に余裕があるなら、ジップロックバッグに入れて冷凍して保存するといつでも使えて便利。解凍すれば皮がむけるので湯むきの手間もかからない。
  • 春キャベツは、外側の葉が傷んでいれば外すが、捨てずに取っておき、残ったキャベツの切り口に外した葉っぱを当てて、ジップロックバッグに入れて、冷蔵庫で保存すればより保存性が高まる。

レタスこれ以外で見つけたのがレタス。
レタスは、サラダにしかできない、と思っている人も多いだろうけど、手で大きめにちぎるように割って、豚肉とさっと炒めた後で、かたくり粉でとろみを付けると、おいしい炒めものができる。残念ながら、野菜としての栄養はそれほど豊富ではないので、彩りを補う意味でも、ニンジンのせん切りなどを少し加えるとよろしいかと。