なると金時の簡単レシピの試作

青果物ブランディングマイスターの仲間が札幌でなると金時の販売をするという話を聞き、お手伝いに行くことに。
来るのはいいけれども、なると金時のレシピを二つ三つ持ってくるように、とのお達しだったので、以前に考えたものも含めて、できるだけ簡単なものを3つ、少し手間がかかりそうなものを2つ試作。

なると金時スムージーのレシピ(1人分)
  なると金時 60g
  牛乳 200mL
  シナモンパウダー 少々
  1. 鳴門金時60gなると金時は皮付きのまま切る。
  2. 鳴門金時蒸し上がりシリコンスチーマーか、お皿に載せて軽くラップをして、電子レンジ(600W)で5分加熱する。
  3. スムージー出来上がりミキサーに、蒸して柔らかくなったなると金時と、冷たいままの牛乳、好みでシナモンパウダーを入れ、よく攪拌する。

ほんのり甘く、ほんのり温かく、しかも手っ取り早いので、冬の朝にぴったり。

なると金時ポタージュのレシピ(2人分)
  なると金時 100g
  牛乳 200mL
  バター 5g
  少々
  1. 鳴門金時100gなると金時は皮付きのまま切る。
  2. シリコンスチーマーか、お皿に載せて軽くラップをして、電子レンジ(600W)で5分加熱する。
  3. ミキサーに、蒸して柔らかくなったなると金時と、冷たいままの牛乳を入れ、よく攪拌する。
  4. 鳴門金時ポタージュ温めミキサーの中身を鍋にあけ、バターを入れて温める。
  5. 鳴門金時ポタージュ塩で味を調える。

サツマイモと牛乳だけで作ったとは思えないくらい濃厚で心温まるポタージュ。
温めるときに焦げ付きやすいので、よくかき混ぜながら温めてください。

なると金時とミカンのカプレーゼのレシピ(1人分)
  なると金時 50g
  温州ミカン Sサイズ1個
  1. なると金時は、2.5mm程度の厚さに輪切りにする。
  2. 温州ミカンは、皮をむいて、なると金時と同じくらいの厚さで水平方向に輪切りにする。(切り口が花びら状に見えるように切る。)
  3. 鳴門金時カプレーゼ準備皿に、なると金時と温州ミカンを少しずつずらしながら、交互に載せる。
  4. 鳴門金時カプレーゼ軽くラップをかけて2分30秒加熱する。

温州ミカンの水分や酸味が、なると金時の甘さを引き立てる。
手軽だけれども、ちょっと豪華に見えるデザート。

残りの二つは、なると金時をシリコンスチーマーで蒸して、皮をむいてつぶして利用。

DSC_1461生の状態で皮をむくのは大変だけれども、蒸した状態なら、外側の薄い皮だけをするっとむくことができる。(熱いうちに、キッチンペーパーなどで持って皮をむく。)

DSC_1463皮をむいたなると金時を、フォークやマッシャーでつぶす。

DSC_1472一つは、みじん切りにしたオリーブと粉チーズを入れて小判型にまとめて、

DSC_1485焼き目をつけたサツマイモのお焼き。

DSC_1421もう一つは、みじん切りのタマネギと挽き肉を炒めて加えて、扱いやすいように三角おむすび型にして、小麦粉と卵、パン粉をつけて少量のオリーブオイルで揚げ焼きにしたサツマイモのコロッケ。

野菜売り場で晩御飯(和風ハクサイのミルフィーユ風)

某日、某スーパーの野菜売り場で、今日の晩御飯を組み立ててみた。

ハクサイシュンギク
1/4玉でこの値段、と考えるとそんなに安くはないかもしれないけど、一人分の食事として考えれば、ハクサイが1/4玉あればけっこうな量なので、このハクサイをお買い上げ。しかも、よく見ると、隣に並んでいるシュンギクもそれなりの値段。ハクサイだけだと少し、カロテンなどが少ないので、シュンギクで香りとカロテンを補給することをもくろむ。

マッシュルーム158
メインディッシュ的なものは確保できたので、あと、もう一品と思って物色すると、マッシュルームが目に付く。ハクサイを和風に仕立てるつもりなので、マッシュルームの洋風の香りがあれば、変化があって楽しいだろう。

スナップエンドウ
マッシュルームを煮るのか焼くのか、と考えていると、季節はずれでちょっと高いけれども、スナップエンドウが目に付いた。これをマッシュルームと合わせて、ざっと炒めれば、手っ取り早いけれども、彩りもきれいで、ワインにも日本酒にも合わせられそうな気がする。

和風ハクサイのミルフィーユ風のレシピ(2人分)
  ハクサイ 1/4玉
  シュンギク 1把
  豚バラ肉 200g
  オリーブオイル 大さじ1
  味噌 大さじ2
  和風だしの素 1袋
  500mL
  1. ハクサイは外側の葉の部分は、葉の外側や内側の付け根の部分まで良く洗い、全体を5cmの長さでざく切りにする。シュンギクも良く洗って、5cmの長さにざく切りにする。
  2. 豚バラ肉は、5cmの長さに切り分ける。
  3. 鍋を火にかけ、オリーブオイルを入れて、半分の量の豚バラ肉を炒め、肉の色が変わったら、味噌も入れて味噌の香りが立つまで炒める。
  4. いったん、鍋を火から下ろし、炒めた豚肉の上に和風だしの素を振りかけ、さらに、ハクサイの根元側から順に鍋に入れる。できればハクサイが縦に並ぶように入れ、ところどころに、残しておいた豚肉を挟み込む。
  5. 水を入れてふたをして鍋を火にかけ、沸騰してきたら火を弱めて、ハクサイの白い部分が透明で、くたっ、となるまで煮る。
  6. 最後に、シュンギクを上から入れて、3分煮る。(シュンギクの軸の部分は煮えにくいので、ハクサイをよけて、煮汁に浸かるように入れたほうが良い。)

きれいに盛りつけるには、ハクサイと豚肉のの重なりをそのままに、シュンギクと最初に入れた豚肉を横に添えるようにするのも一つのやり方。
ただ、できあがりに、鍋全体をごっそりかき混ぜてしまって、ハクサイの、くたっ、とした食感を楽しむのも良いかもしれない。
残った分は、ある程度冷めた後でジップロックコンテナに入れて冷蔵庫で保存すれば、2日程度は楽しめる。

マッシュルームとスナップエンドウの炒めもののレシピ(2人分)
  マッシュルーム 1パック
  スナップエンドウ 1パック
  オリーブオイル 大さじ1
  少々
  コショウ 少々
  1. マッシュルームは縦4つに切り、スナップエンドウは半分に切る。
  2. フライパンでオリーブオイルを熱し、マッシュルームを入れて炒める。
  3. マッシュルームが、しなっ、となってきたら、スナップエンドウを入れ、全体に鮮やかな緑色になるまで炒める。
  4. 塩、コショウで味を調えて、出来上がり。

困ったら煮びたし

小松菜は買ってきたものの、いったいこれをどうしよう、と悩んでしまうことがある。
ゆでて、白和えや、ゴマ和えにするのもなんだか面倒だし、かといって、生のままざく切りにしてオリーブオイルで炒めて食べるのも、なんだか味気ない気がする。
そんなときには、お手軽にできる煮びたしを検討してみると良いかもしれない。

簡単だけどある程度ボリュームがあって、味もそれなりにしっかりしている、小松菜と練り製品の天ぷらの煮びたしを作ることにする。
今回は、野菜の味がより複雑に楽しめることを期待して、タマネギの入った練り製品の天ぷらを使って、小松菜の煮びたしを作ることにした。

コマツナと天ぷらの煮びたしのレシピ(コマツナ一把分)
  だしパック、または、和風だしのもと 水500mL分
  コマツナ 1把
  練り製品の天ぷら 2枚
  しょう油 大さじ1
  みりん 大さじ1
  1. 鍋に、水500mLと、だしパック、または、和風だしのもとを入れる。
  2. DSC_1459

  3. 天ぷらは、4cmの細切りにする。

  4. DSC_1465

  5. 鍋に天ぷらを入れて、ふっとうしたら中火の弱火にして7分間、だしパックと天ぷらのだしを取る。

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  7. 小松菜は良く洗って、4cmのざく切りにする。(コマツナの根元の部分に砂が入っていることがあるので気をつけて良く洗う。)

  8. DSC_1478

  9. 鍋にしょう油とみりんを入れて味を調え、コマツナを根元から葉っぱの順番に入れて、中火で1分わかす。

  10. 鍋の底からひっくり返すようにしてコマツナを混ぜ、ふたをして火を止め、そのままで3分おく。
  11. DSC_1483

  12. ふたを開け、もう一度、鍋の底からひっくり返すようにして混ぜる。

コマツナだけだとちょっと寂しいおひたしも、このように、練り製品の天ぷらなどを一緒に煮びたしにすれば、そのままでおかずにすることもできて便利。
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また、余ったら、ジップロックコンテナに入れて冷蔵庫で保存すれば、数日間はおいしく食べることができる。

ぽろたんで栗ご飯

引用

この季節だから、一度は栗ご飯、と思うけれども、栗の皮をむく手間を考えると、なかなかおっくうで買うのをためらってしまう。
そこへたまたまメール配信されてきた、ぽろたんのお取り寄せ広告。
一昨年に同じメール広告を見て買ったんだけれども、
鬼皮も渋皮も、ぽろっ、とむけるなんて、ちょっと誇大広告でしょう、と思って買ったら、これが、ネーミングのその通りだったので、すごく感激した記憶がよみがえってきた。
よし、これなら栗ご飯を作ってもいいかも。

栗ご飯のレシピは、「白ご飯.com」というサイトを参考に。
ただし、栗の皮は、半分に切ってから、2分間、沸騰した湯でゆでる、というやり方でむくことにした。

DSC_1230冷蔵便で届いた栗は、青いポリ袋に入れられているものの、封はされていない状態。密封すると水滴が溜まって、栗が傷んでしまうのかもしれない。

DSC_1220まずは、栗を半分に切ってから、沸騰したお湯にいれて2分間ゆでる。包丁のあごで傷を入れてから切る、と書いてあるけれども、包丁を、すっ、と引くようにして傷をつけるほうがやりやすいような気がする。

DSC_1222ゆでた栗の皮をむく。少し隙間が空いた鬼皮を引っ張ると、本当に、ぽろっ、という感じで、鬼皮も渋皮も、きれいに外れる。

DSC_1224これだけの栗の皮をむいて、15分くらいしかかからなかった。ここでの栗の量は、レシピの2倍くらいの量なので、一人分を作るのなら、10分もかからないはず。

DSC_1225ゆで時間が短いので、むいた栗はほぼ生の状態。なので、そのまま普通に炊き込みご飯として栗を入れれば、栗のみが煮崩れることもなく、ちょうど良い具合に炊きあがる。

こんなに簡単なら、季節を感じられる栗ご飯を作ってみるのも良いと思う。
多少多くても、残った分は冷凍しておけば、翌日の弁当にでもなんにでも使うことが出来るので。
(ちなみに、ご飯を炊くときは、最低でも2合くらいは炊いたほうがおいしいらしいので、もし一人分を作るとしても、レシピにある2合で作ったほうがよろしいかと。)

ぽろたんを買うまで、まったく意識したことがなかったけれども、栗の生産量では、埼玉県が日本で5番目(2014年)とのこと。
今回のぽろたんは、埼玉県の日高市産でした。

塩スダチ

以前、好奇心で作った塩レモン
グリルする鶏もも肉の味つけに使ったり、ヨーグルトと合わせてマヨネーズの代わりに使ったりして、
それなりに重宝したけれども、なくなってしまっても補充ができない。
たまたま、レモンがたくさん取れたから、ともらったから作ったものの、輸入レモンではちょっと作る気になれないし、
そもそも売っているレモンは、国産はもちろん、輸入品もそこそこ高くて、こんなぜいたくな使い方をするのはためらってしまう。

そんなときに見つけたのが、塩スダチの記事
おー、そうだよね、徳島に住んでいて、唯一と言ってもよいくらいの良いことは、
露地物のスダチが出回ると、スダチの値段が、一気に安くなること。
そこで、さっそく、いつもの産直販売所からスダチを1袋調達。

DSC_1203買ってきてから3日ほど放置してあったので、少し黄色くなってしまっているけれども、まあ、どうせ塩漬けにすれば黄色くなってしまうので、そこらへんは良しとする。
ちなみに、これで150円。
(でも、実は、庭のスダチの木にたくさんなってるのにわざわざ買ってくるなんて、と家人には叱られてしまった。)

DSC_1207後々の利用の仕方を考えて、スダチのヘタとお尻の部分をとって、残りを輪切りで4等分することにした。
前回の塩レモンは10%の塩で作ったけれども、今回、改めて塩レモンのレシピを見回してみると、塩の量はレモンの重量比20~30%くらいとなっている記事が目に付いたので、それにならって、4つに輪切りにしたスダチとスダチの重量の25%の塩を消毒したビンに詰め込んでいく。

20151014_140728全部詰め込んだら、すでに果汁が出始めていて、ビンの底に少し溜まっている状態。

20151015_1319112日ほどで、ほぼ全体が果汁に使っているような状態に。
もし、果汁が足りないようなら、25%濃度の塩水を追加する、とのことだったけど、この分ならそのままで良さそう。
子供の頃からなじんでいる香りなので、レモンよりも使い勝手が良さそうに思えてしまう。

塩レモンは1カ月で発酵が進んでできあがり、だったけれども、はたしてこの塩スダチは、できあがりの時期まで残っているんだろうか?

キュウリとナスの浅漬け風

夏の野菜のイメージが強いナスですが、
4月中旬から10月中旬頃まで、なだらかに出荷が続きます。
夏野菜としてのナスを買ったときには、
定番のしぎ焼きにしたり、ラタトゥイユを作ったりしようかな、と思うのですが、
かなり涼しくなったこの季節には、もうちょっとあっさりしたものを作りたくなります。
マリネというのもありですが、
もっと簡単、かつ、あっさりと、浅漬け風にして食べることにしました。

ナスとキュウリの浅漬け風のレシピ(2人分)
  ナス 1本
  キュウリ 1/2本
  小さじ1/2
  しょう油 小さじ1/2
  小さじ1
  カツオ節パック 1/2パック
  1. キュウリは縦半分に切り、小口から5mmの厚さにやや斜めに切る。
  2. ナスはヘタを切り落として縦半分に切り、小口から5mmの厚さにやや斜めに切る。
  3. DSC_1175

  4. ボウルにキュウリとナスを入れ、塩小さじ1/2を振りかけて、塩が全体に回るように混ぜて10分置く。

  5. キュウリとナスから出た水を軽く絞って捨てる。
  6. しょう油と酢を入れて、カツオ節をふり入れ、全体に行き渡るように混ぜる。

ナスは、切るとすぐ切り口が茶色くなってしまうので、手早く塩をふってあく抜きをします。
カツオ節の代わりに、ちくわを薄く小口切りにしたものなどでも代用できます。
また、カツオ節を入れなければ、より、あっさりしたものになります。
火も使わず、すごく簡単ですが、意外とおいしいので、最近よく作っています。
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米酢の代わりに、ワインビネガーを使ったり、バルサミコ酢を足したりすると、とたんにあちら風の味わいになります。

名残のアマナガトウガラシ

今年も、たくさん収穫できたアマナガトウガラシ。
いつものことだけれども、たいした世話も出来ていないにも関わらず、健気に実をつけてくれる。
そろそろ次のものを植えようかと、残った実をすべて収穫して抜いてしまうことに。
枝に残っていたのを全部収穫すると、思ったよりたくさんだった。
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ヘタを取って、斜めに3つくらいに切り分けて、少したっぷりめの油で炒めた後、しょう油で味付けして、カツオ節をふってから火を止めて、ふたをして予熱で火を通す。

アマナガトウガラシのおかか炒めのレシピ(1パック分)
  アマナガトウガラシ 1パック
  オリーブオイル 大さじ1
  しょう油 大さじ1
  カツオ節パック 1パック
  1. アマナガトウガラシのヘタを持ってひねるようにして取り除き、3cmぐらいの長さに切りそろえる。
  2. フライパンにオリーブオイルを入れて熱し、水を切ったアマナガトウガラシを入れて強火で炒める。
  3. 全体に油が回って、アマナガトウガラシの緑色が鮮やかになってきたら、しょう油を入れて混ぜ合わせる。
  4. カツオ節をふり入れて、全体に行き渡るように混ぜたら、火を止め、ふたをして予熱でアマナガトウガラシに火を通す。(ふたがなければ、アルミホイルなどをかぶせる。)

少し味が濃いめに出来上がると思うので、残った分はジップロックコンテナなどに入れて冷蔵庫で保存すれば、常備菜のように使うことが出来る。

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今日の晩御飯は、アマナガトウガラシのおかか炒め、鶏もも肉のビーフシチュー風、コマツナとモヤシとヒジキのナムル。

野菜売り場で晩御飯(ブロッコリーとパプリカのディップ)

某日、某スーパーの野菜売り場で、今日の晩御飯を組み立ててみた。

青森カブ
この時期になると、青物の野菜の産地はすっかり北のほうに移っていて、今頃カブ?、と思ってよく見ると、青森県産だったりする。

バジル苗売り場の入り口のところには、野菜というか、野菜の苗が売っていて、値段的に使い切ってしまってもいいけれども、日当たりの良い場所が確保できるなら、バジルはどんどん増えるので、これはお買い得でしょう。ということで、とりえあず、これを購入。

北海道ブロッコリーブロッコリーの産地は北海道。温野菜として使うことが多いけれども、これを茎の部分を活かす形で、スティック野菜風に食べることを考えてみる。

韓国パプリカパプリカはちょっと価格高めだけれども、彩りを考えて、黄色と赤色の両方を買って帰る。ちなみに、βカロテンは、赤色のパプリカのほうが多い。

ブロッコリーとパプリカのスティック野菜とディップのレシピ(4人分)
  ブロッコリー 1個
  赤パプリカ 1個
  黄パプリカ 1個
  ツナ缶
  タマネギ 1/4個
  少々
  バジル 4~6枚
  1. タマネギ、バジルはみじん切りにして、ツナ缶とよくかき混ぜて、塩で味を調え、ディップを作る。(フードプロセッサーかミキサーで混ぜ合わせても良い。)
  2. ブロッコリーは茎の端を1cmくらい切り取ったら、後は茎を活かす形で、できるだけスティックになるように切り分ける。
  3. パプリカは半分に切って種を取り、残りをスティックになるように細長く切る。
  4. 水に塩(分量外)を入れ、ふっとうしたら、ブロッコリーを1分くらいゆでる。(茎の部分をかんでみて、堅さを確かめる。)
  5. ブロッコリーがゆだっていたら火を止めて、そこへパプリカを入れ、30秒ほどおいて湯を切る。
  6. ざるにあけてうちわなどで冷ましてから、ディップをつけて食べる。

一般的に売っている分量だと4人分になってしまうので、一人分、または、二人分の場合は、ゆであがったブロッコリーやパプリカをジップロックに保存して、数日に分けて食べると良い。
また、バジルは、日当たりが確保できるのなら、素直にどんどん大きくなる野菜なので、残りはぜひ、育てておいて、次の何かもお使いください。

スイカブロック夏の水分補給には、なんと言ってもスイカ。ブロックになっているものは割高ではあるけれども、保管や皮の処理を考えれば、割り切ってもよいのかも。
スイカは水分だけでなく、カリウムやβカロテンも含まれていたりします。

今シーズン最初のトマト

初収穫イタリアントマトやっとシーズン最初の収穫をすることができた、庭のイタリアントマト。
最初に付いた花のうちで、根元に近いほうの実を、なんとか5個収穫。
ほんの少しとは言え、やっぱり、こうやって、自分が植えた苗から収穫できると、ありがたさもひとしお。
ただ、これで料理をするには個数が少なすぎるので、簡単なトマトソースを作って、同じく庭で穫れたズッキーニと、こちらは直売所で買ってきたナスをグリル風にしたものにかけることにした。

トマトソースを作るのは、意外と簡単で、ニンニクとトマト、それに塩があればできてしまう。
イタリアントマトじゃなくても、スーパーで売っているトマト、もちろん、高価なフルーツトマトなどではなく、普通の小玉トマトか中玉トマトで十分。

トマトソースのレシピ(2人分)
  トマト 100g(小1個、または、中1/2個)
  ニンニク 1片
  小さじ1/2
  オリーブオイル 大さじ1
  1. 鍋に湯をわかし、トマトを入れて、皮がはじけたら水にとる。そのまま皮を指先で引っ張ると、つるっとむけるので、皮を取り除く。
  2. 皮をむいたトマト(湯むきしたトマト)を、小さめのさいの目に切る。
  3. ニンニクは薄切りにする。
  4. 火にかける前にオリーブオイルとニンニクをフライパンに入れ、ゆっくり熱して、ニンニクの香りを十分に引き出す。
  5. ニンニクの香りが立ったら、トマトを入れる。味の濃いトマトならさっと熱を加える程度にするが、あっさりした味のトマトなら少し煮詰めて味を濃くする。
  6. 最後に塩を入れて、味を調える。

パスタにも使えるが、今日は、ズッキーニやナスを少し厚めの輪切りにして、多めの油で揚げ焼きのようにしたものに、このトマトソースをかける。

ナスとズッキーニのトマトソースということで、この日の晩御飯は、ご飯という名前のパスタのボロネーゼソースかけ、ナスとズッキーニのグリルのトマトソースかけ、コマツナのシラス和え。

レンコンのスムージー(試作)

いつもお世話になっている、鳴門うずしおレンコン生産者の仲須さんから連絡をいただき、
「生産者仲間でレンコンのレシピを検討するので、一緒に考えて欲しい」
とのことだったので、喜んで参加した。

レンコンのサラダ、レンコンのステーキ、レンコンの味噌煮などに混じって、スムージーの検討もする、とのことだったので、そのチームに混ざることになった。

スムージーの主役といえば、バナナとリンゴなので、さっそく、レンコンと、バナナやリンゴの組み合わせを試作してみた。
まずは、バナナとレンコン。
なるほど、こういう味になるのか。
何となく似たもの同士なので、もう少し何らかの味のアクセントが欲しくなる。
リンゴを加えてみると、美味しいけれども、リンゴの味が勝ってしまって、レンコンの奥ゆかしい味が見えにくくなる。

そこで、果物の方向性を変えて、今度はキウイを試してみた。予想以上に美味しい。
スダチも加えてみると、キウイの後味をスダチの香りがよりさわやかなものに変えてくれる。
これなら、レンコンのスムージーとして試してもらえそう。

これからの季節にぴったり、夏用のスムージー。

レンコンのスムージー(夏用)のレシピ(1人分)
レンコン 150g
キウイ 1/2個(50g)
スダチのしぼり汁 1/2個分
氷水 150mL(氷も含めて)
  1. レンコンは良く洗い、皮はむかずにざく切りにする。
  2. キウイは皮をむく。
  3. ミキサー(ブレンダー)にレンコンとキウイ、氷+水を入れて、なめらかになるまで攪拌する。
  4. 出来上がったスムージーをコップに移して、茶こしなどで種を受けながらスダチをしぼり、軽く混ぜて出来上がり。

スダチをしぼる時に出る果皮の香りも使えるように、スムージーをコップに移してから、最後にスダチをしぼるとよい。

レンコンサラダとスムージーレンコンも、他の野菜と同じく、皮や節の部分に、より栄養があると言われている。
特に、節の部分は、ぜんそくに良い、という民間伝承もあるので、捨ててしまわずに、外側の黒い部分を削ってスムージーに使うと良い。

レンコンのサラダと、スムージーは流行のメイソンジャーに入れてストローでどうぞ。