ボロネーゼソース(「32種の野菜のとろ実」)

とろ実のモニターを申し込んだときに思っていたのは、

  • 『「32種の野菜のとろ実」が、トマトピューレの代わりになるのでは?』
  • 『「にんじんのとろ実」が、ポタージュの下ごしらえの代わりになるのでは?』

だったので、さっそくその二つを試してみました。

まずは、トマトピューレの代わり。

ボロネーゼソースは、スクラッチで作ると何時間もかかってしまうんだけど、ソフリットを冷凍しておくと、わりとお手軽に作れる、ということがわかったので、あんまり乗り気のしないときのお助け料理と化してしまっています。
なお、このレシピは、だいぶ前に休刊されてしまった「男子食堂」という雑誌に載っていたボロネーゼソースのレシピを参考にしています。

まずは、ひき肉を炒めて、そぼろ状に。

ひき肉炒め始めひき肉炒め終わり

もっと長時間、全体が干し肉状態になるまで炒めると、それはそれでおいしいんだけど、今日はこのへんでよしとします。

そして、冷凍してあったソフリットと、炒めたひき肉、トマトピューレの代わりに、

とろみ野菜100cc

「32種の野菜のとろ実」、それにローリエとブイヨンと水を加えて、鍋で煮込みます。

ボロネーゼ煮込み始め

あとは、ひたすら煮込むだけなので、ぐつぐつと、1時間くらい弱火で加熱し続けます。(オリジナルレシピには2時間と指定されていたけど、1時間と2時間で労力に見合った味の差はないように思われるので、2度目以降は1時間で煮込みは終了しています。)

で、この日は、ボロネーゼソースを、ご飯という名前のパスタにかけて食べました。

晩御飯20140714

「32種の野菜のとろ実」は、トマトピューレよりは水分が多いので、「トマトピューレ+だし汁」の代わりでしょうか。ただ、みじん切りのタマネギが入っていたりするので、「トマトピューレ+だし汁+ソフリット」くらいのところまで代用してくれそうなイメージです。

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「32種の野菜のとろ実」と「にんじんのとろ実」は、キリンオンラインショップDRINX(ドリンクス)にて限定販売しています。

タラの芽

さすがに長野の避暑用の別荘地、かなり涼しい。

山荘1山荘2

このご時世、いつの間にやら所属する会社の名前が変わっていた、ぐらいのところは少なくともあるみたいで、愚痴の一つも出てもいいはずなんだろうけど、みんなゆるいというか明るいというか、リアクションが大学生時代と全く変わっていないのが笑える。共通の話題が、どうしても学生時代のことになるので、そうならざるを得ないのかもしれないけど。

この同窓会の晩御飯は、自分が宴会料理をせっせと作り、自分以外の連中は、それを食して、うまいとか、まずいとか、好き勝手なことを言う構図。もちろん、自分も、ビールとかワインとか日本酒とか飲みながら、できた料理は、一番おいしい部分を自分のためにピンハネ。
そのうちに、眠い人は寝てしまい、起きている人は、だらだら飲んで、自分の料理以外にも、自称「特製焼きそば」を作る奴もいたりして、文字通りまったりと宴会が果てていく。

そんな二日目の朝に、「近藤、タラの芽がある!」と呼ぶ声があって、何気ない道ばたに、よく見ればタラの芽が。何度もここには来てるけど、タラノキがあるなんて知らなかった。というか、道ばたに生えているタラノキなんて初めて見た。

タラの芽

芽、と言うには、薹が立ちすぎている感はあるので、これは、もう、天ぷらしかないでしょう。と言うことで、二日目の晩御飯は、初めて作るタラの芽(すでに枝?)の天ぷらを。

タラの芽の天ぷら

塩をふって供したら、連中からは「ほろ苦い」との評。まあ、そうだよな。
かくして、二日目の宴会も、まったりとした時間に支配されていたのでした。

今年のメインディッシュ

この連休は、毎年の恒例行事、大学の同級生との飲み会のために長野へ。
某社の保養所の別荘を借り切って、10人(同級生は40人なので、出席率はかなり良いほうなのでは?)くらいが、そこでゆるい飲み会を。
以前は、近くの居酒屋まで出かけていたけど、帰りがめんどうなのと、家飲みのほうが安くつくので、いつしか自分が酒の肴(というか晩御飯だけど)を作ることに。
いつも、大量に買い込んだ食料をその場で調理していたけど、なかなか、どや、と言えるメインディッシュをスクラッチで作るのはむつかしいので、今年は前もってメインディッシュを用意することに。

和風ビーフ材料

ということで、徳島県産のF1牛のもも肉を買い込んできた。以前にも、ベーコン用の豚バラ肉とか、同じF1牛のもも肉とかをお願いしたことのあるコープラスフーズさんに電話をすると、「ああ、あの近藤さんね」みたいな対応で、どうも憶えられている感じがしてちょっと気恥ずかしかった。
それで、メインディッシュのメニューは、以前作って、「こんなに簡単でいいのか」と感動した和風ローストビーフ

和風ビーフ焦げ目

フライパンで肉に焦げ目を付けて、

和風ビーフ漬け込み

煮立たせた漬け込み液に放り込んだら、火を消して冷めるまでそのまま放置。
わりと濃いめの味にできあがるので、今回のような飲み会のメインディッシュには最適かと。
ということで、明日は早起きしないといけないので、そろそろ寝ないと。

「とろ実」応援プロジェクト

キリンビバレッジから発売された「とろ実」というシリーズのモニターが募集されていたので応募してみたが、こういうのにはめったに当選しないので、まあ自分はないな、と思っていたところ、商品が送られてきたのでちょっとびっくり。

とろみ4パック

  • キリンビバレッジ「32種の野菜のとろ実」
  • キリンビバレッジ「にんじんのとろ実」

見たとおり、パウチ容器に入った野菜のピューレ(のようなもの)で、容量は300g。
実は、野菜ソムリエ協会からこのキリンビバレッジ「とろ実」応援プロジェクトのメールをもらったときに、これで作ってみたい、と思っていたものが2つあったので、さっそくそれらを試してみることに。
完全に思い通り、というわけではなかったけど、なるほどね、というできだったので、順次、載せていきます。

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「32種の野菜のとろ実」と「にんじんのとろ実」は、キリンオンラインショップDRINX(ドリンクス)にて限定販売しています。

イサキ

今日は、徳島マルシェのお手伝い。
マルシェ20140629

真夏日だったらしく、湿度が高いのもあって、すごく暑く感じる一日でした。
マルシェのお手伝いが終わってから、お米がなくなってしまっていたので、高校時代の友人のところに、お米を分けてもらいに。
「今年は作っているけれども、来年は、もう、どうなるかわからない。気分次第。」とのたまわっていました。
典型邸な兼業農家なので、田んぼを耕作放棄してしまっても生活に困るというようなことはないけれども、まあ、いろいろあるんだなあ。
で、そろそろ帰ろうかとしていると、
「イサキいらないか?」
とのことで、どうやら早朝に釣りに行っていたらしい。
大きめのクーラーボックスに大きなタイと数十匹のイサキが。
その中から無造作に7匹ほどを取り分けてもらって、持って帰ってきました。
今日の晩御飯は、そのイサキを3枚におろして塩焼きに。
一晩では食べきれないので、残りのイサキは、明日、ムニエルにする予定。

イサキ20140629

黄色い中身の小皿は、マルシェで入手した、生食できるかぼちゃのコリンキーを、和風サラダにしてみたもの。

初トマト

庭に植えているイタリアンレッド(デルモンテブランドで発売している、サンマルツァーノタイプで調理用の中~大玉トマトの苗)が色づき始めて、ちょっと早いかな、とも思ったけど収穫。(気が早いのはズッキーニの時と全く同じ。)
イタリアンレッド

手前には、比較のためにミニトマトのアイコを2つ。
調理用とのことなので、ズッキーニとともに、まずはラタトゥイユにしてみようかと。
アイコもイタリアンレッドも、青い実はたくさんなっているので、このまま順調に色づけば、かなりたくさん収穫できる見込み。

多機能サヤインゲン

そろそろ旬を迎えるサヤインゲンですが、少しの手間で野菜の小鉢として食卓に載せることができるのでおすすめです。
体積の割りに、野菜としては高めに思えるかもしれないですが、その分、栄養も密度が高めです。βカロテンやカリウム以外にも、豆の部分の栄養としてビタミンB1やB2、タンパク質なども含まれていて、栄養的にバランスの取れた小鉢になります。

サヤインゲンのゴマ和え風のレシピ(一人分)
  サヤインゲン 50g
  ゴマだれ 大さじ1
  少々
  1. サヤインゲンは、ヘタの部分を筋の方向にちぎって、ついでに筋も取る。(すじが取れてこなければ無理に取る必要はない。)
  2. サヤインゲン下処理

  3. 塩少々を入れて湯をわかす。サヤインゲンを入れて、ふっとうした状態で5分ゆでる。
  4. サヤインゲンをざるにあけて冷まし、長ければ半分に切る。
  5. サヤインゲンをゴマだれで和える。
  6. サヤインゲンごま和え

この画像では、ゴマだれではなく、すりごま 大さじ1/2 と 白味噌 小さじ1 に みりん小さじ1 を合わせて練ったもので和えています。
サヤインゲンは、湯がいたものを、小分けにしてラップで包み、さらにジップロックに入れて冷凍保存すれば、数ヶ月は保存できます。

お手軽ズッキーニ

野菜の料理はとかく下ごしらえが面倒だけど、ズッキーニは別格。
キュウリに似て、小口に薄切りにしただけでサラダに使うこともできるし、炒めるにしろ煮込むにしろ、皮をむいたり種を取ったりする必要もなく、そのまま乱切りでもなんでも好きな形に切れば準備完了。しかも火の通りが良いので、本当に扱いやすい野菜。
キュウリに似ているけれども、カボチャの仲間で、ある程度βカロテンなどの栄養も期待できます。まとまった重量を手軽に食べられる、という意味では、自炊の野菜生活を応援してくれるありがたい仲間。
そんなお手軽ズッキーニを、お手軽な料理で。

お手軽ズッキーニの炒めもののレシピ(一人分)
  ズッキーニ 1/2本
  ブラウンマッシュルーム 4個
  オリーブオイル 大さじ1/2
  少々
  コショウ 少々
  1. ブラウンマッシュルームは4つに切る。
  2. ズッキーニは、乱切りでもぶ厚いいちょう切りでも良いので、できるだけブラウンマッシュルームと大きさをそろえて切る。
  3. ズッキーニ炒めの材料
    切りそろえた材料は、こんな感じ。

  4. フライパンにを強火にかけて、オリーブオイルを熱してから、まずズッキーニを炒める。
  5. ズッキーニにほんの少し透明感が出てきたら、ブラウンマッシュルームも入れて炒める。水が出ないように、強火で手早く炒める。
  6. ブラウンマッシュルームが少ししんなりしてきたら、塩とコショウで味を調え、火からおろす。

マッシュルームのしゃきっとした歯触りと、ズッキーニのちょっともっちりした歯触りの対比が美味しい一品。
こんなに簡単なのに、ビールでもワインでも日本酒でも、相手を選ばないのがズッキーニのすごいところかも。
ズッキーニ炒め

もうちょっと手の込んだ料理に使ってみると、たとえば、ソラマメとズッキーニのパンプディング。
パンプディング

どんな風に扱ってもちゃんと収まってくれるところも、ズッキーニのすごいところに違いない。

初ズッキーニ

庭に植えていたズッキーニが実り始めて、まだ早いのはわかっていたけど、収穫して夕食の皿に並べてみた。
2014初ズッキーニ


ほとんどキュウリのような細さだけど、味はそれなりにズッキーニ。
あと2株植えているのも、花が咲き始めたので、今週末あたりは、あこがれの花ズッキーニを食してみることにしよう。

モヤシ2変化

モヤシは、安くて量感もあるので、買い物かごに放り込みやすい野菜だと思います。ただ、普通に売っている袋は、一人で食べ尽くすにはちょっと多くて、半分くらい使って残りはまた今度、と冷蔵庫に入れておくと、いつの間にやら酸っぱい匂いがしてとても使えなくなってしまう、という寂しい経験をさせてくれる野菜でもあるかも。
フライパンでニラと炒めて食べるのも良いけど、さっとゆでれば、また違った食べ方が。ゆでても意外にしんなりせず、ぱりぱりした食感が残るので、これから暑くなってくるとその食感も美味しい。
ゆでたモヤシを、塩とゴマ油で和えれば、それだけでナムル風の一品になるし、もう一手間かけて、青菜の常備菜と和えれば和風の一品に。

ちょー簡単モヤシのナムル風のレシピ(一人分)
  モヤシ 1/2袋
  小さじ1/4
  ゴマ油 小さじ1/2
  1. モヤシは、ざっと水で洗います。
  2. 水を沸騰させ、洗ったモヤシをいっぺんに入れ、30秒ほどゆでます。
  3. ざるにあけて湯を切り、ざるの中で何度か上下に振って冷ませます。
  4. モヤシが冷えたらボールに移し、塩とゴマ油を入れて全体を混ぜます。

花冷えのような夜なら温かいモヤシを和えても良いし、窓を開けて過ごすような夜なら和えたモヤシをしばらく冷蔵庫で冷やしても良いでしょう。
残ったモヤシは生のままで保存するよりも、いっそのこと、一袋全部ゆでてしまって、半分だけこのナムルにして、残りは冷蔵庫で保存して、翌日、小松菜やほうれん草と和えれば、お浸しとは違った味わいを演出できます。

翌日の和え物はこんな感じ。