親子市場見学会

昨日は、徳島市中央卸売市場の親子見学会が開催され、野菜ソムリエコミュニティ徳島のメンバとしてプログラムに参加しました。

まず、魚市場を見学。
ハモやワタリガニ、アジ、大物ではマグロなどが並んで、競り落とされています。

見学会水産2見学会水産1

次に、青果市場を見学。
こちらは、ナシやモモ、そして徳島特産のスダチなどの箱が並んでいます。

見学会青果1
見学会青果2

模擬の競りを行って、市場の値段に一番近い値段を付けた家族に、トマトの箱やモモの箱、メロンの箱などがプレゼントされていました。

その後、会議室に移動して、

見学会看板

プログラムの一部として、野菜ソムリエコミュニティ徳島のメンバ3人で、野菜教室を開催。
保護者の方と小学生の子供(1人または複数人)の家族を単位として、

  • 野菜クイズや、
  • ミニトマト食べくらべ、
  • なりきり八百屋さん、
  • 野菜を食べよう講座、
  • そして修了証贈呈

という、けっこう盛りだくさんの内容でした。
見学会講義

1時間半の長い時間でしたが、みなさん、野菜を楽しんでくれたご様子でした。
(あくまで主催者発表ベースですが。)

タラの芽

さすがに長野の避暑用の別荘地、かなり涼しい。

山荘1山荘2

このご時世、いつの間にやら所属する会社の名前が変わっていた、ぐらいのところは少なくともあるみたいで、愚痴の一つも出てもいいはずなんだろうけど、みんなゆるいというか明るいというか、リアクションが大学生時代と全く変わっていないのが笑える。共通の話題が、どうしても学生時代のことになるので、そうならざるを得ないのかもしれないけど。

この同窓会の晩御飯は、自分が宴会料理をせっせと作り、自分以外の連中は、それを食して、うまいとか、まずいとか、好き勝手なことを言う構図。もちろん、自分も、ビールとかワインとか日本酒とか飲みながら、できた料理は、一番おいしい部分を自分のためにピンハネ。
そのうちに、眠い人は寝てしまい、起きている人は、だらだら飲んで、自分の料理以外にも、自称「特製焼きそば」を作る奴もいたりして、文字通りまったりと宴会が果てていく。

そんな二日目の朝に、「近藤、タラの芽がある!」と呼ぶ声があって、何気ない道ばたに、よく見ればタラの芽が。何度もここには来てるけど、タラノキがあるなんて知らなかった。というか、道ばたに生えているタラノキなんて初めて見た。

タラの芽

芽、と言うには、薹が立ちすぎている感はあるので、これは、もう、天ぷらしかないでしょう。と言うことで、二日目の晩御飯は、初めて作るタラの芽(すでに枝?)の天ぷらを。

タラの芽の天ぷら

塩をふって供したら、連中からは「ほろ苦い」との評。まあ、そうだよな。
かくして、二日目の宴会も、まったりとした時間に支配されていたのでした。

今年のメインディッシュ

この連休は、毎年の恒例行事、大学の同級生との飲み会のために長野へ。
某社の保養所の別荘を借り切って、10人(同級生は40人なので、出席率はかなり良いほうなのでは?)くらいが、そこでゆるい飲み会を。
以前は、近くの居酒屋まで出かけていたけど、帰りがめんどうなのと、家飲みのほうが安くつくので、いつしか自分が酒の肴(というか晩御飯だけど)を作ることに。
いつも、大量に買い込んだ食料をその場で調理していたけど、なかなか、どや、と言えるメインディッシュをスクラッチで作るのはむつかしいので、今年は前もってメインディッシュを用意することに。

和風ビーフ材料

ということで、徳島県産のF1牛のもも肉を買い込んできた。以前にも、ベーコン用の豚バラ肉とか、同じF1牛のもも肉とかをお願いしたことのあるコープラスフーズさんに電話をすると、「ああ、あの近藤さんね」みたいな対応で、どうも憶えられている感じがしてちょっと気恥ずかしかった。
それで、メインディッシュのメニューは、以前作って、「こんなに簡単でいいのか」と感動した和風ローストビーフ

和風ビーフ焦げ目

フライパンで肉に焦げ目を付けて、

和風ビーフ漬け込み

煮立たせた漬け込み液に放り込んだら、火を消して冷めるまでそのまま放置。
わりと濃いめの味にできあがるので、今回のような飲み会のメインディッシュには最適かと。
ということで、明日は早起きしないといけないので、そろそろ寝ないと。

「とろ実」応援プロジェクト

キリンビバレッジから発売された「とろ実」というシリーズのモニターが募集されていたので応募してみたが、こういうのにはめったに当選しないので、まあ自分はないな、と思っていたところ、商品が送られてきたのでちょっとびっくり。

とろみ4パック

  • キリンビバレッジ「32種の野菜のとろ実」
  • キリンビバレッジ「にんじんのとろ実」

見たとおり、パウチ容器に入った野菜のピューレ(のようなもの)で、容量は300g。
実は、野菜ソムリエ協会からこのキリンビバレッジ「とろ実」応援プロジェクトのメールをもらったときに、これで作ってみたい、と思っていたものが2つあったので、さっそくそれらを試してみることに。
完全に思い通り、というわけではなかったけど、なるほどね、というできだったので、順次、載せていきます。

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「32種の野菜のとろ実」と「にんじんのとろ実」は、キリンオンラインショップDRINX(ドリンクス)にて限定販売しています。

紅ほっぺジャム

先週末に、静岡県島田市のイチゴ生産者の方にお話をうかがうべく、東京経由で静岡に行ってきました。
根掘り葉掘り、いろんなことを教えていただきました。「久しぶりに、こんなにしゃべったので、のどが痛くなってしまった」とのことで、ちょっと申し訳なかったです。
普段は独りで、ネットラジオを聴きながら、作業をされることが多いそうです。
静岡県というところに降り立ったのも初めてだったので、イチゴのお話に加えて、途中で立ち寄った産直販売所なども興味津々で、キクラゲの菌床栽培があるというのは初めて知りました。
そして、帰り際にもらったのが、べにほっぺのジャム。
紅ほっぺジャム

どうやら、わざわざ作ってくれたらしい。
芯まで赤いという果実の特長を示すかのような、鮮やかな赤色のジャムです。
ヨーグルトの紅ほっぺジャムかけ

プレーンヨーグルトとあわせて食べると、ヨーグルトのこくが増すような感じで、たぶん、ジャム自体の味が濃いからなのでは。

スモモ収穫

昨日はスモモの収穫に。
木の外側から見ると、ほとんどなっていないように見えるんだけど、木の内側から見ると、ところによってはほんとに鈴なり。同じ場所にビワの木もあって、そっちの美味しそうな実はほとんど鳥に食べられてしまうのに、このスモモはあんまり鳥には食べられなくて、それは、きっと、そういうことなのかも。
スモモ外から
さすがにそのままでは手が届かないので、脚立を立てて、木の内側からどんどん収穫。
もう熟しすぎてすでに皮が割れているのや、コガネムシにむさぼられてしまっているのはあきらめて、完熟のものからちょっとまだ色が薄いものまで、それこそ手当たり次第。でも、指先で触れただけで落ちてしまうのもあって、それらは後で地面に降りてから拾い集め、食べられそうなのはかごに放り込み、もうどうしようもないのは、いずれ肥料になることを期待して、隣の柿の木の根っこに放り投げる。
スモモ鈴なりスモモ1スモモ2スモモ3


ちなみに、完熟のスモモは、赤いというよりは、紫色。柔らかい、というよりも、水の入ったゴム風船のような状態なので、丁重に扱わないと。そのままかごに放り込んで、他のスモモの下敷きになると、すぐに皮が裂けてしまうので。
スモモ完熟
こんな感じに熟しているスモモは、口に入れると、薄皮の中身はスムージー状態。甘くてとろとろの果肉。
結局、全部で4~5kgくらいは収穫したように思うけど、なぜかうちは2ドア冷蔵庫が3つあるので、それに分けて保存して、しばらくはスモモ三昧かと。

イサキ

今日は、徳島マルシェのお手伝い。
マルシェ20140629

真夏日だったらしく、湿度が高いのもあって、すごく暑く感じる一日でした。
マルシェのお手伝いが終わってから、お米がなくなってしまっていたので、高校時代の友人のところに、お米を分けてもらいに。
「今年は作っているけれども、来年は、もう、どうなるかわからない。気分次第。」とのたまわっていました。
典型邸な兼業農家なので、田んぼを耕作放棄してしまっても生活に困るというようなことはないけれども、まあ、いろいろあるんだなあ。
で、そろそろ帰ろうかとしていると、
「イサキいらないか?」
とのことで、どうやら早朝に釣りに行っていたらしい。
大きめのクーラーボックスに大きなタイと数十匹のイサキが。
その中から無造作に7匹ほどを取り分けてもらって、持って帰ってきました。
今日の晩御飯は、そのイサキを3枚におろして塩焼きに。
一晩では食べきれないので、残りのイサキは、明日、ムニエルにする予定。

イサキ20140629

黄色い中身の小皿は、マルシェで入手した、生食できるかぼちゃのコリンキーを、和風サラダにしてみたもの。

初トマト

庭に植えているイタリアンレッド(デルモンテブランドで発売している、サンマルツァーノタイプで調理用の中~大玉トマトの苗)が色づき始めて、ちょっと早いかな、とも思ったけど収穫。(気が早いのはズッキーニの時と全く同じ。)
イタリアンレッド

手前には、比較のためにミニトマトのアイコを2つ。
調理用とのことなので、ズッキーニとともに、まずはラタトゥイユにしてみようかと。
アイコもイタリアンレッドも、青い実はたくさんなっているので、このまま順調に色づけば、かなりたくさん収穫できる見込み。

シシトウの常備菜

野菜料理は、基本的には野菜を適当に切って、その後、ゆでるか炒めるかして火を通すだけなんだけど(もちろん、ゆでてから切る場合もあるけど)、その切る、という作業に手間がかかります。
なので、短時間で済ませたい平日の自炊では、野菜の確保のために、常備菜を使うのが一番手っ取り早い方法です。
素材としての野菜は、ニンジンやコマツナ、ホウレンソウなどが便利です。主菜が炒めもの系ならこれらの野菜を一緒に炒めればいいし、そうでなければ、主菜のお皿の付け合わせとして野菜を載せます。
それに加えて、野菜系の常備菜を小鉢に入れれば、野菜の確保にもなるし、見た目の満足感も演出できます。小鉢になり得る野菜の常備菜としては、意外に簡単にできるきんぴらごぼうなどもあるけど、そろそろ出回り始めるシシトウも簡単に常備菜にすることができます。

シシトウの炒め煮のレシピ(大きめの1パック分)
  シシトウ 100g
  しょうゆ 大さじ1
  みりん 大さじ1
  オリーブオイル 大さじ1/2
  1. シシトウのヘタをつまみ、折り取るようにして取り除く。
  2. フライパンにオリーブオイルを熱し、シシトウを入れたら油がなじむまでまぜる。
  3. しょうゆとみりんをフライパンの鍋肌から回し入れて、全体がなじむまでませる。
  4. アルミ箔をフライパンの大きさに切り、落としぶたの代わりにフライパンの中のシシトウにかぶせる(アルミ箔をフライパンにかぶせて、そのまま全体をフライパンの中に押し入れる)。
  5. 弱火にして3分ほど蒸し焼きにしてから、最後に、全体をもう一度かきまぜて、フライパンに残った調味料をシシトウに炒りつける。

多機能サヤインゲン

そろそろ旬を迎えるサヤインゲンですが、少しの手間で野菜の小鉢として食卓に載せることができるのでおすすめです。
体積の割りに、野菜としては高めに思えるかもしれないですが、その分、栄養も密度が高めです。βカロテンやカリウム以外にも、豆の部分の栄養としてビタミンB1やB2、タンパク質なども含まれていて、栄養的にバランスの取れた小鉢になります。

サヤインゲンのゴマ和え風のレシピ(一人分)
  サヤインゲン 50g
  ゴマだれ 大さじ1
  少々
  1. サヤインゲンは、ヘタの部分を筋の方向にちぎって、ついでに筋も取る。(すじが取れてこなければ無理に取る必要はない。)
  2. サヤインゲン下処理

  3. 塩少々を入れて湯をわかす。サヤインゲンを入れて、ふっとうした状態で5分ゆでる。
  4. サヤインゲンをざるにあけて冷まし、長ければ半分に切る。
  5. サヤインゲンをゴマだれで和える。
  6. サヤインゲンごま和え

この画像では、ゴマだれではなく、すりごま 大さじ1/2 と 白味噌 小さじ1 に みりん小さじ1 を合わせて練ったもので和えています。
サヤインゲンは、湯がいたものを、小分けにしてラップで包み、さらにジップロックに入れて冷凍保存すれば、数ヶ月は保存できます。