簡単青菜の煮浸し

常備菜としての青菜のホウレンソウは、白和え風にしたり、シーザーサラダドレッシングなどをかけることで美味しく食べることができます。
でも、アクの少ないコマツナやミズナを使うと、ちゃんとしたお浸しも、意外と簡単に作ることができます。
たまには和風テイストのご飯を、と思うときに、ぜひ試してみてください。

簡単コマツナのお浸しのレシピ(一人分)
  コマツナ 1株(1本)
  油揚げ 1枚
  しょうゆ 大さじ1/2
  みりん 大さじ1/2
  カップ1
  だしの素 適宜(カップ1の水に必要な分よりやや多め)
  1. コマツナは水で洗って、根元の部分を切ります。
  2. 根元の部分に、泥が入り込んでいることがあるので、切り口のところを軽く水で洗いながら確認します。
  3. コマツナの水を切って、3cm~5cmくらいの長さに切り分けます。
  4. 鍋に、水、だしの素、しょうゆ、みりんをを入れてを煮立たせます。
  5. 油揚げを縦半分に切ってから細く小口切りにして、鍋に入れ、5分煮て味を含めます。(湯通しなどをする必要はありません。)
  6. コマツナの茎の部分だけを鍋に入れ、1分煮ます。
  7. コマツナの葉の部分も鍋に入れ、ざっとかき回してからふたをして、火を消します。
  8. そのまま3分ほどおけば、余熱でコマツナの葉の部分も煮えるので、もう一度全体をかき回してから、器に盛りつけます。

コマツナでなく、ミズナを使う場合、切ったミズナをいっぺんに鍋に入れて火を消します。ミズナの茎はそれほど太くないので、余熱だけでも十分煮えます。

ラタトゥイユのススメ -1

野菜料理のストックとして、ホウレンソウニンジンのゆでたものだけでなく、もう一手間かけたものを用意しておくと、晩御飯の楽しさが広がります。
ラタトゥイユは、南フランスの野菜の煮物ですが、意外と簡単に作れて、たくさんの野菜を、しかも、おいしくストックできるのでおすすめです。少し時間のあるお休みの日に作ってみてください。
基本は、野菜をほぼ同じ大きさに切って、オリーブオイルを絡める感じで炒めて、鍋で煮込みます。水を入れなくても野菜(特にトマト缶)の水で十分煮ることができます。

簡単ラタトゥイユのレシピ(ジップロックコンテナ中1個分)
  ニンニク 1かけ
  オリーブオイル 大さじ5
  タマネギ 1玉
  トマト缶 1本
  ニンジン 1本
  マイタケ 1パック
  ズッキーニ 1本
  ナス 1本
  小さじ1
  1. ニンニクを薄く輪切りにします。
  2. タマネギを2cmほどの四角に切ります。(まず半分に切って、2cm幅で左右に切ります。内側はもっと小さい四角になりますが問題ありません。)
  3. フライパンにオリーブオイル大さじ1とニンニクを入れて中火にかけます。油が熱くなってニンニクの香りが出てきたら、タマネギを入れて炒めます。全体にやや半透明になれば、フライパンの中身をすべて煮込み用の鍋に移します。
  4. 鍋を中火にかけ、トマト缶を入れます。ホールのトマト缶の場合は、小さめの泡立て器などであらかじめ缶の中のトマトを押しつぶしておきます。
  5. ニンジンを厚めのいちょう切りか、乱切りにします。フライパンにオリーブオイル大さじ1を入れ、中火でニンジンを炒めます。油がなじむ程度に炒めたら、フライパンの中身を鍋に移します。
  6. マイタケは手でちぎり、ズッキーニ・ナスはニンジンと同様に切って、それぞれフライパンでオリーブオイル大さじ1をなじませるように炒めてから、鍋に移します。
  7. すべての野菜を入れてから、15分程度煮て、ニンジンが柔らかくなっていれば、塩を加えてできあがりです。

冷蔵庫で保存しておいたラタトゥイユは、電子レンジで温かくしてもおいしいですし、植物油しか入っていないので、冷たいままでもおいしく食べられます。冷たいままなら、意外と白ワインのお供にもなります。

今夜の気分は?

なんだか、タイトルが微妙にレトロで気恥ずかしいですが。

さて、おっくうになりがちな自炊を、より楽しくするために、何種類かの主菜を用意しておくというのはいかがでしょうか。
今日はどれを作ろうかな、と、今夜の気分でメニューを選べるのは、心の余裕を少し広げてくれるように思います。
たとえば、

  • さっと焼くだけで、ご飯にも、お酒にも合わせられる鶏もも肉の照り焼きや、
  • 少量の油で揚げればできあがる、チキンカツやトンカツ、
  • 豚肉を生姜焼きのタレに漬けておけば、単独で焼いて付け合わせのキャベツと、もしくは、いろいろな野菜と炒めて野菜炒めとして、

食べることができます。
どれも、簡単に準備できて、さらに、冷凍すればかなりの期間、保存することができます。
野菜を食べるのも大切ですが、肉や魚を食べることも重要です。

鶏もも肉の簡単照り焼きのレシピ(1人分)
  鶏もも肉 1/2枚~1枚
  しょうゆ 大さじ1
  みりん 大さじ1
  1. 鶏もも肉は、そぎ切りにして、火が通りやすくしておきます。
  2. ポリ袋に材料をすべて入れて、もむようにして調味料が鳥もも肉全体に行き渡るようにします。
  3. 保存する場合は、ポリ袋の口を閉じて冷蔵するか、さらにジップロックに入れて冷凍します。
  4. 調味料がなじんだら、熱したフライパンに入れ、すぐに弱火にしてふたをして火が通るまで焼きます。調味料が焦げやすいので弱火にします。
  5. 鶏もも肉に火が通ったら、ふたを取って、火を強め、焦がさないように混ぜながら、全体に照りが出るまで煮詰めるようにして焼きます。

鶏もも肉を漬け込むときに、玉ねぎを1/8玉ほどスライスして一緒に漬け込むと、少しこくのある味になります。焼くときに、漬け込んだ玉ねぎも一緒に焼けば、その甘みも楽しめます。

自炊に野菜をプロジェクト-6

プロジェクトに協力していただいているN氏から、野菜のレポートメールをいただきましたので転載します。
予想以上に多彩な食べ方をされていて、かえって自分が参考にさせていただきたいようなレシピです。
ちなみに、料理の解説文はN氏ご本人によるものなので、あわせてお楽しみください。

ジャガイモとブロッコリーの野菜炒め
ジャガイモとブロッコリーの野菜炒め

男の料理といえば、最初につくるのが野菜炒めということで、早速つくってみたのは、ジャガイモとブロッコリーの野菜炒め。
しかし、送ってもらったのは下ごしらえ済みの野菜なので、炒めるという意味合いがちょっと異なる。
そう、温めてあえるだけでよいのだ。
雰囲気を出すために、フライパンにマヨネーズを引いて、その上に、常温解凍したジャガイモとブロッコリーを入れる。
お歳暮でもらったベーコンを添えて、おかずらしく整える。
味付けは、マヨネーズとベーコンの塩味のみ。もうそれで十分なのだ。
となりのコンロでスパゲティを茹で、そっちに気を取られている隙にジャガイモが焦げてしまったのが後悔の1点。ちゃちゃっとあえるだけだから、スパゲティの前にこっちに専念しておけばよかった。。。

食べてみると。
ジャガイモのさくさく感がいい! ブロッコリーの素材の味がいい!
今まで作っていた野菜炒めと何が違うかというと、炒めていた時間。槽か、炒めすぎは野菜の風味を飛ばすのか、ということを知ったのだった。
今度から茹でた野菜を使えば、炒める時間が少なくてすむのか、でも下ごしらえが面倒。。。やはり近藤さんに送ってもらうのが、よいのかも!


ほうれん草と豆腐の味噌汁
ホウレンソウと豆腐の味噌汁

つくってみれば(つくり慣れてくれば)簡単、しかし初めてつくったときは必ず失敗するといわれる味噌汁。
できあがりの決め手はその実を何にするかである。ぼくの好みでいえば、豆腐と揚げと小ネギ。アサリ。ジャガイモのうすい輪切り。もやしとタマネギ。などなど数え上げれば切りがない。結局のところ、おいしければみんな好きということのようだ。
そこで、つくってみたのが豆腐とほうれん草。
近藤さんから届いたほうれん草は、下ゆで済みで切ってある。その切り加減が、ちょうど味噌汁の実にふさわしい大きさなのだ。
つくりかたは。
あらかじめ、味噌(出し入り)をおさじなどで適量準備しておく。
適量の水に、さいの目切りの豆腐を入れて煮立てる。
一煮立ちした頃、そこへほうれん草を投入。
少し火を弱めて、味噌を投入。かき混ぜて終わり。
たったこれだけである。時間にして、お湯が沸いてからは3分も経っていない。


ほうれん草とにんじん入り塩焼きそば
塩焼きそば(ほうれん草とにんじん)

簡単手軽な料理の代表格が焼きそば。しかも凝れば凝るほど、いかようにも難易度が上がるもの焼きそば。
今日は塩焼きそばに挑戦してみた。
袋入りインスタントラーメンを多めの水で茹でる。
麺が柔らかくなり始めた頃に、近藤さんが送ってくれた、冷凍のままのほうれん草とにんじんを投入。もちろん、すぐに解凍される。
麺をお箸でほぐしながら、一煮立ち。自動的に,ほうれん草とにんじんもうまいこと麺に混ぜ合わさっていく。
鍋から、麺とほうれん草とにんじんを取り出して、今度はフライパンへ。
オリーブオイルを垂らす。
好みの量の梅昆布茶の元を振りかける。
急いでかき混ぜて、塩焼きそばの完成。
なるべく薄味のほうが、ほうれん草とにんじんを味わえる。普通は、もっと具材が肉やら卵やら入るものだけど、野菜の風味を味わうには、入れない方がよい。


揚げとブロッコリーの卵寄せ
揚げとブロッコリーの卵寄せ

スパニッシュオムレツが好きなのだが、いつも失敗している。懲りずに今日はブロッコリー版のスパニッシュオムレツに挑戦してみた。
ブロッコリーだけではうまくまとまらない気がして,揚げを加えることにする。
まず、揚げを2cm角くらいに細かく切り、卵焼き用フライパンで炒める。揚げは使う前にお湯をかけて油抜きをするのが常道らしいが,男の料理なのでそんな手間暇はかけないのだ。
そこへ常温解凍済みのブロッコリーを投入。下ゆでがすんでいるので温めるだけでよい。
そろそろ温まったかなーと思った頃に、卵を投入。今回は3個を軽くお箸で溶いた状態を注ぎ入れた。1分くらいして端っこを持ち上げ,卵が固まっていたようなので,極弱火にして、2分ほどでできあがり。
味付けはお皿に移してから。塩とこしょうを振りかけた。


浅漬けのもと

あっさりした浅漬けは、どんなおかずとも合わせることができ、かつ、「野菜」としての働きも期待できるので、冷蔵庫に常備しておくと重宝します。
「浅漬けのもと」という調味液が売られているので、野菜をその調味液に浸けて一晩おけば、簡単浅漬けのできあがりです。
浅漬けにしたい野菜を、一口大などに切ってからポリ袋に入れて、浅漬けのもとを全体に行き渡る程度に注ぎます。できるだけ空気を抜いてポリ袋の口を閉じ、お椀などの深めの器に入れておけば、野菜全体に調味液が行き渡りやすくなるし、使用する調味液も少なくて済みます。
急ぐ場合は30分程度漬けておくだけでも食べることはできますが、浅漬けとして食べるには一晩ほど冷蔵庫に入れておくとよいでしょう。

大根やキュウリのような固まりになった野菜だけでなく、大根葉や水菜などの葉物もおいしく食べることができます。
特に、大根葉は浅漬けにすると思ったよりもおいしく、βカロテンなどの栄養も豊富なので、もし、スーパーに葉付き大根と葉を落とした大根が並べられているなら、迷わず葉付き大根を購入してください。
ただし、葉付きのものは消耗が激しいので、持ち帰ったらすぐに葉っぱの部分を切り離して、葉と根を別々に保存します。
また、もともとは京野菜として鍋料理などに使われた水菜も、浅漬けにするとおいしく、かつ、たくさん食べることができます。
水菜は、サラダに入れるとみずみずしい緑色としゃきしゃきした茎の歯触りを楽しめますが、それほどの量を食べることができません。けれども、浅漬けにすると、色合いや歯触りだけでなく、「野菜」としての働きを期待できるくらいの量を食べることもできます。
もし、スーパーで安く売っていることがあれば、ぜひ、試してみてください。

「浅漬けのもと」は、意外と簡単に作ることもできます。

浅漬けのもとのレシピ(500mL)
  だし汁 500mL
  しょうゆ 大さじ3
  米酢 大さじ2
  みりん 大さじ1
  小さじ2
  鷹の爪 1本
  1. だし汁は、・出汁パックを煮出す、または、・出汁のもとを水に溶かす、などして作ります。だし汁を煮出した場合は、室温になるまで冷まします。
  2. 鷹の爪は、中の種を箸などで掻き出して小口切りにします。すでに小口切りにした鷹の爪も売っているので、それを買ってくれば手間がかかりません。
  3. だし汁に、すべての調味料を入れてよくかきまぜ、特に塩をよく溶かします。

できあがりは、こんな感じ。
浅漬けのもと

今回は、水菜を浅漬けにしてみました。
ポリ袋を使って漬け込んで一晩おけばできあがり。
水菜漬け込み

ジップロックコンテナなどに移し替えて冷蔵庫で保管すれば、しばらく浅漬けが楽しめます。
水菜の浅漬け

塩レモン -その後

先日作った塩レモンがどうなったかというと、
塩レモンその後

こんな感じになっていて、液体部分がやや少ないので、本当はレモン果汁を追加するべきだったのかもしれない。
でも、十分、食べられる時期にはなっているようなので、ヨーグルトドレッシングを作ってみた。

塩レモン入りヨーグルトドレッシングのレシピ
ヨーグルト 1カップ
小さじ1
塩レモン 1切れ
粉末ブイヨン 1つまみ
  1. 塩レモンは、種が残っていたら取り除き、みじん切りにします。特に皮の部分は、できるだけ小さくみじん切りにして、口当たりを良くします。
  2. ヨーグルトに塩と塩レモン、粉末ブイヨンを入れ、よくかき混ぜます。塩の代わりに、クレージーソルトなどを使うと、その風味も加わった味になります。
  3. 生野菜にかけるドレッシングや、ゆでた野菜のディップとして利用してください。

これを使って、以前も作った、ハクサイとリンゴのサラダを作りました。(今回は、さらに、ゆでたコマツナ入り。)

ホウレンソウの白和え風

保存しておいたホウレンソウを使えば、簡単に白和え風の一品を作ることができます。

ホウレンソウの白和え風のレシピ(一人分)
ゆでたホウレンソウ 50g程度(水をしぼってひとつかみ程度)
豆腐 1/4丁
ごまだれ 大さじ1
  1. 小鉢にホウレンソウをほぐしながら入れます。
  2. ホウレンソウの上に豆腐をのせて、箸などで崩します。
  3. 崩した豆腐の上からごまだれをかけます。
  4. 豆腐とホウレンソウを混ぜながら食べます。

4等分されている充填豆腐が売られているので、それを使うと豆腐を切る手間もかかりません。また、それぞれが密封されているので、豆腐の保存性も良いです。

これは、ホウレンソウに加えて、ニンジンのせん切りも加えています。

常備野菜としてのホウレンソウ

ホウレンソウの常備野菜のレシピ
ホウレンソウ 一把
小さじ1
ジップロックコンテナ 中1
  1. ホウレンソウは、全体をさっと洗います。もし、泥が付いていれば、水で洗い流します。また、茎の根元に砂や小石が残っている場合もあるので、もし残っていれば洗って取り除きます。
  2. 洗ったホウレンソウは、向きをそろえておきます。
  3. 1ℓ の水に小さじ1の塩を入れてを沸騰させ、ホウレンソウをひとまとめに持って、根元のほうから湯に入れます。
  4. 30秒ほど根元をゆでてから、らせんを描くようにして、ホウレンソウ全体を湯に入れます。(もし、葉の部分が全部は湯につからないようなら、全体をひっくり返します。)
  5. 全体を1分ゆでたら、ざるに取り、流水で冷やします。
  6. 数本まとめて根元を持ち上げて、まっすぐに形を整えながら水を絞ります。
  7. 根元の部分は切り落とし、3㎝~5㎝の長さに切ります。(根元を残しても良いですが、一般に売られている交配種のホウレンソウの根元の部分は、あまりおいしいというほどではありません。)
  8. 茎の部分と葉の部分が適当に入り交じるように数本まとめて根元を持ち上げて、まっすぐに形を整えながら水を絞ります。
    (真ん中で半分に切って折り返すようにしてから切っていくと、茎の部分を葉の部分が適当に入り交じるように切れます。)
  9. 根元の部分は切り落とし、3㎝~5㎝の長さに切ります。(根元を残しても良いですが、一般に売られている交配種のホウレンソウの根元の部分は、あまりおいしいというほどではありません。)
  10. ジップロックコンテナに入れて冷蔵庫で保存します。

冷蔵庫で数日は保存できますが、それ以上保存したい場合は、冷凍します。
冷凍する場合は、必ず、一回分に分けて冷凍します。
水分が多いので、凍らせてしまってから切り分けることはできません。
たとえば、一回分ずつにラップで包み、それをジップロックのバッグにまとめて入れて冷凍すると、あとで利用しやすくなります。
実際には、そんな面倒なことはやりたくないので、ジップロックのバッグにゆでたホウレンソウを入れた後で、袋の上から指で押さえて一回分ずつの固まりを作って冷凍すれば良いと思います。

常備野菜のホウレンソウを、白和え風にしています。

常備野菜としてのニンジン

ニンジンの常備野菜のレシピ
ニンジン 2本
ジップロックコンテナー 角型中1
  1. ニンジンは良く洗えば皮をむく必要はありませんが、気になるようなら、包丁の背のほうで、ごしごしこすって皮をむきます。(ピーラーでは、むきすぎてしまうと思います。)
  2. ニンジンの軸の部分は切り落とします。もし、緑色がかっている部分があれば、ニンジン臭いので一緒に切り落としてしまいます。
  3. 細めのせん切り器で、ニンジンをせん切りにします。
  4. ジップロックコンテナーのふたを軽く閉めて、電子レンジでニンジンをゆでます。(500Wで6分くらい。自動で野菜のゆで加減を見てくれる機能がある電子電磁の場合は、「根菜」を選んでゆでます。)
  5. ゆであがったら、冷ましてから、ふたをきっちり閉めて、冷蔵庫で保存します。

せん切りにしてゆでたニンジンは、ニンジン臭さもなく、そのままでも十分食べられるくらいです。
他の野菜と一緒にサラダにして、シーザーサラダドレッシングやごまだれで食べると、おいしいですし、緑黄色野菜を取っている感はかなりあります。
また、料理の素材としても、すでに煮えているので、ニンジンに火が通ったかどうかを気にする必要がないため、ちょっと緑黄色野菜が足りないな、と思ったときに、ふりかけ感覚で使うことができます。

付け合わせの野菜として使っています。

ワカメとエノキダケの簡単酢の物

海藻の「わかめ」は野菜じゃないよね、と言われればその通りだと思うんですが、カロテンや食物繊維がそれなりに含まれていることを考えれば、栄養の観点からは野菜相当と考えて良いのではないかと思います。
また、塩蔵のわかめは冷蔵庫でかなり長期間保存できるので、常備野菜の一つとして備えておくと良いでしょう。
塩蔵なので水でもどして使いますが、最初にさっと表面の塩を洗い流す感じで、さらに、途中で一度、もどしている水を替えると、よりきれいにもどるようです。

酢の物は三杯酢で和えることが多いと思いますが、このレシピでは、酢だけで味を調えています。
キノコのつくだ煮にしょうゆもみりんも含まれているので、残りの酢だけ加えればいいというのもありますが、何よりもお手軽に作るために大胆に省略しました。
もちろん、手間が許すなら、しょうゆとみりんと酢を同量合わせた、三杯酢で和えたほうがおいしく食べられると思います。

ワカメとエノキダケキノコの簡単酢の物のレシピ(一人分)
塩蔵ワカメ 30g程度(一枝程度)
酢(米酢) 大さじ1
エノキダケのつくだ煮 大さじ1
  1. ワカメは表面の塩分を洗い流して、たっぷりの水に入れてもどします。
  2. ワカメが戻ったら、一口大の大きさになるように、ワカメを刻みます。
  3. 器にわかめを入れ、その上に、エノキダケのつくだ煮をのせてから、酢を回しかけます。
  4. ワカメとエノキダケを混ぜながら食べます。

実質、ワカメをもどすだけの作業なので、後一品欲しい時にすぐに作ることができます。